事件【放射能漏れ】無人機で燃料プールの状況確認 東電が福島第1原発で2011.4.10 21:39

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【放射能漏れ】
無人機で燃料プールの状況確認 東電が福島第1原発で

2011.4.10 21:39
福島第1原発1~4号機の状態確認のため10日に上空撮影用に使われた無人ヘリ「Tホーク」(東電提供)

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福島第1原発1~4号機の状態確認のため10日に上空撮影用に使われた無人ヘリ「Tホーク」(東電提供)

 東京電力は10日、福島第1原発で、米国製小型無人ヘリコプター「T-ホーク」を使い、原子炉建屋内の使用済み核燃料プールなどの確認作業を実施した。同ヘリで、施設の状況を確認するのは初めて。15時59分に離陸し、約30分間、1~4号機の地上150メートル地点から状況を確認した。画像については、11日に公表する予定という。

 東電によれば、無人ヘリを使うことで、爆発などで原子炉建屋の屋根が吹き飛んだ1、3、4号機のプールの状況確認が行えるほか、プール付近の空中放射線量が測定できるという。

 同ヘリは、米軍がイラクなどでの偵察活動に使っている。無線で遠隔操作ができるうえ、ホバリングや垂直移動が可能で、障害物を避けながらプールに接近することができるという。

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福島第1原発1~4号機の状態確認のため10日に上空撮影用に使われた無人ヘリ「Tホーク」(東電提供)

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