事件【放射能漏れ】福島第1原発でホース敷設中の男性作業員が体調不良で病院へ 2011.4.10 17:50

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【放射能漏れ】
福島第1原発でホース敷設中の男性作業員が体調不良で病院へ 

2011.4.10 17:50
小型の無人飛行機が撮影した福島第1原発。右から建屋が残る2号機、3号機、4号機=11年3月24日(エア・フォート・サービス提供)

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小型の無人飛行機が撮影した福島第1原発。右から建屋が残る2号機、3号機、4号機=11年3月24日(エア・フォート・サービス提供)

 東京電力は10日、福島第1原発で作業中の30代の男性作業員が体調不良を訴え、いわき市内の病院に搬送されたと明らかにした。意識はあり、体に放射性物質は付着していなかったという。

 男性は午前9時半から、高濃度の放射性物質に汚染された2号機外の立て坑の水を、タービン建屋内の復水器に移すホースの敷設作業をしていた。体調不良を訴えたのは同11時10分ごろ。

 男性の被ばく量は4・84ミリシーベルトで、この日の計画被ばく線量5ミリシーベルトを下回っていた。作業時は顔に全面マスクを着け、不織布でできた防護服の上にさらに上着を着用、ゴム手袋に長靴姿だった。

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