東京電力福島第1原発で事態が深刻化していることについて、原発を抱える他の電力会社は推移を注視している。
関西電力は「重大な事故で、情勢を注視している。東電から協力要請があれば応えていきたい」としている。関西電力の原発は東電とは形式が異なるが、「今後の立地への影響については、分からない」と深刻に受け止めている。四国電力も「詳しい情報が分からないが、想定外の大変な事態」と重視しており、中国電力も「詳しい情報が入っていない。推移を見守るしかない」としている。【横山三加子】
毎日新聞 2011年3月15日 東京夕刊