- 2009年06月24日(水)放送
- 増えるアルコール依存症「欠かせない!専門治療と周囲の理解」
治療の基本
アルコール依存症?と思ったら
アルコール依存症の治療
家族療法
「アルコール依存症」の治療の基本は、断酒です。いったんアルコール依存症になると、適度に飲むことができなくなり、生涯にわたって断酒を続ける必要があります。治療は、アルコール依存症の専門の医療機関(精神科あるいは内科)に入院して受けます。最近では、最初から通院して治療を受ける場合も増えています。
専門治療とは
「アルコール依存症」の専門治療では、最初に、体の治療と「離脱症状」への対処が行われます。
アルコールの影響で、患者さんは多くの臓器に障害を受けています。心臓や肝臓、脳などの検査を行ったうえで、必要な治療が行われます。離脱症状などがある程度落ち着いてきたら「薬物治療」と「心理社会的治療」へ進みます。
周囲のサポート
家族は、多くの場合、患者さんの飲酒問題に巻き込まれて、疲れきっています。「問題の後始末や世話をしなければ」など、家族の善意の行動や思い込みが、患者さんを飲酒へ向かわせていることもあります。そこで、家族も、家族向けの治療プログラムでアルコール依存症について理解し、患者さんとの関係を学んでいきます。
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