創価学会のここが間違っている

創価学会版ニセ本尊の正体

形だけは本物に似ているが!?

日蓮正宗から破門された創価学会では、宗門より御本尊が戴(いただ)けなくなったため、平成五年以降、ついに自前の本尊を発行するにいたりました。 この学会製・本尊は、日蓮正宗第二十六世日寛上人がお認(したた)めになった御本尊を、好き勝手に改ざんした上で、大量にコピーした「ニセ本尊」です。

姿形だけは日蓮正宗の本物の御本尊に似ていますから、これがニセ本尊であることに気付かない学会員が多く、学会幹部の「新しい御本尊と交換しましょう」などというウソに騙(だま)されて、本物の御本尊をニセ本尊と取り替えてしまった人々が多数おられます(学会に回収された本物の御本尊は、まとめて御不敬され、一体として宗門に返納されていません)。

しかし、このような大謗法を犯して、まともで済むはずがありません。
御本尊の右肩に、「悩乱する者は頭(こうべ)破れて七分となる」 とありますように、大切な御本尊を手放して御不敬され、替わって悪鬼魔神のニセ本尊を祀(まつ)っているような人は、頭破七分・堕地獄(だじごく)は疑いないところであります。  

また、日本中で、数百万体の本物の御本尊が大量に御不敬され、同時に、数百万体ものニセ本尊が流布したのですから、日本はまさに大謗法の国土となってしまい、その仏罰で、地震・噴火・大不況・凶悪犯罪の多発といった、三災七難が頻発(ひんぱつ)しているのであります。  

ここで、もう一度、ニセ本尊のニセ本尊たる所以(ゆえん)を述べておきましょう。 ①日寛上人は、日蓮正宗大石寺の第二十六世であられ、創価学会の歴代でもなければ、宗門を離脱した寺院の歴代でもありません。それを、日蓮正宗大石寺の許しもなく、勝手に日寛上人書写の御本尊を利用する、ということは、まさに法盗人(ぬすっと)の行為であり、学会の本尊は〝泥棒(どろぼう)本尊〟です。

②御本尊は、唯授一人の相伝による開眼(かいげん)の御祈念がなされないかぎり、本門戒壇の大御本尊からの血脈がつながりません。学会は、「開眼など必要ない」と言いますが、それなら、自分達で勝手に御本尊をコピー(複製)して、いくらでも御本尊を作れることになってしまいます。こんな無開眼の〝コピー本尊〟を拝(おが)めますか。

③学会では、日寛上人の御本尊に認(したた)められてあった「下野国小薬邑本如山淨圓寺 大行阿闍梨本證坊日證 授与之」という授与書きを削除(さくじょ)し、さらに中央首題・梵(ぼん)字・四天王などの文字を、太くしたり伸ばしたりして、勝手に加筆しました。これは、まさに〝変造本尊〟です。  

およそ、以上のような理由で、学会発行の本尊は大謗法のニセ本尊だというのであります。 もし、知らずにニセ本尊に替えてしまった方は、今後はニセ本尊に手を合わせることなく、即刻、謗法払いしてください。そして、本物の御本尊を御不敬してしまった罪障(ざいしょう)を消滅するために、固い決意をもって日蓮正宗に帰伏すべきであります。

左が日寛上人の書写された御本尊で、右がそれを変造してコピーした学会製ニセ本尊

①日寛上人が認(したた)められた授与書きを削り取って、改ざんした箇所
②は、梵(ぼん)字に加筆して、下の方まで伸ばしている
③は、題目の「経」の字に加筆して、線を太くし、下の方まで伸ばしている
④は、大増長天王の「天」の字に加筆して、線を太くしている