人間や社会に絶望し長い旅を続けて来た。 果てしない時間と果てしない空間と、生と死の狭間を。 そして傍らにはいつも、竿とリュックがあった。 水面の命の爆発と出会うために。                   

水面爆裂。

「そりゃもうBOMBA DA AGUAよ!」アマゾンに住む日系人の言葉が強く心に響いた。水面が爆発するという意。世界の釣り旅をぶっちぎりのクオリティでお届けします。あなたにもこの感動を。 《初めてこのサイトに訪問された方はページ最下部の投稿順ボタンにチェックをいれますと古い記事から順にお読み頂けます。尚、当サイトの画像等の無断使用は御止めください。》

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-------★TERU★-------- 波乱万丈の人生の途中で本当の幸せは何か? という疑問にブチ当たり、世界のシンプルライフを曇りなき目で見つめようと、ルアーロッドと供に旅にでる。 現在、いろんな自然や世界の人に出会い、いろんなVISIONが見えてきた秘境の大自然を愛するワールドアングラー。 <私の釣魚大全>ピーコックバス19種、ドラード2種、カショーロ5種、タライロン、ピライーバ、レッドテール、タイガーシャベルノーズ5種、タイメン、メコンオオナマズ、ピラーニャ36種、ヨーロッパオオナマズ、ビワコオオナマズ、バラマンディ、スネークヘッド3種、ピラブタンガ、パクー17種、タライーラ数種、アッパッパー、スヌーク、ザンダー、ノーザンパイク、パイクシクリッド5種、ビックーダ3種、トーピードパイクカラシン3種、クエ、ハタ、バラクーダ、ピラルクー、アロワナ3種、アリゲーターガー、オスカー3種、パールン、スティングレー、他タイ系5種、コイ系12種、トラウト系6種、ナマズ系100種以上、ワニ5種、他多数。 というか書ききれん。 裏ボンバダはココ

南米通信

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未曾有の大震災。

やっとネットができました。

私も混乱していて何から話せばよいかわかりません。

被災された方々には、心からのお見舞い申し上げます。


これから日本国は想像もできない苦難の道を歩まなければなりません。



この未曾有の大震災を引き金に、
もう“平穏な時代”は終わりを告げたと思います。



私も現在行っていたすべての計画を一時中断し、
前代未聞のこの大災害に対してモードを切り替えました。


我が家族や親類、友人を守らなければなりません。


日本国、日本人というものが試される時がきました。


今こそ日本人本来の勇気と優しさや愛を最大限発揮して
日本人の誇りを持ってこの苦難を乗り越えていきましょう!







投稿者:TERU@JAPAN

ダムという大罪。XINGU!!

ああ、聖地シングー河が危ないっ!!

私は旅人なので政治に関することに口をはさんではならないという今までのスタンスがあったが、これはもう我慢ならんわ!

みなさんは地球上の最も遠いところで起こるこの悲劇に関心を持てないのは仕方のない話だとも思うが、
こんな時こそ真剣なアクアリウムファン、特にプレコマニア、牙魚マニアは心して聞いて欲しい。

以下、情報を下さったKamoshidaさんから流れてきたポスティングです。

Brazil court reverses Amazon Monte Belo dam suspension.
先週、ブラジルの裁判所はアマゾンに建設予定のベロ・モンチ・ダム建設を差し止める判決を下しましたが、昨日、ブラジル高裁はその判決を撤回しました。このダムが建設されれば世界3番目の大きなダムとなり(1位は中国、2位はブラジルとウルグアイの共同建設によるItaipu)野生動物の住処を奪い、何千人もの住民が家をなくします。

http://www.bbc.co.uk/news/world-latin-america-12643261

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この地図で見ると上は北で上に向かって河は流れています。
よってアルタミラの下流に位置するということですが、
そこはまさにインペリアルゼブラプレコを代表とする貴重な固有種の宝庫です。
しかも数千種レベルです。
しかもこのダムができるポイントは浅い激流の河が何百本にも枝分かれする浅瀬の激流の連続で小型美プレコが多く棲むまさにプレコマニアにとっては聖地のような場所です。
とうぜんダムで流れが変われば上流の大型牙魚の生態系にも絡んでくるでしょう。



数日前、シングー河のダム建設問題が差し止めになったという
本当にうれしいニュースで私はたいへん喜んでいましたが、
それもつかの間、なんと高裁でその判決が撤回・・

世界で三番目の大きなダム!?ウソだろ・・おい・・

太古の大河シングーが死んでしまう・・・

“地球規模レベルの宝”とも言うべき存在のこの河を破壊するこの行為は想像以上にとんでもないことです。

殺された河は二度と戻ってはきません・・

何か私にできることは出来る限り協力致します。

本当はこんな偽善者的立場になりやすい問題は今までスルーしてきた自分がいました。
でも、これだけはマジでゆるせん。100年後に地球レベルで後悔するゾ!!




みなさんもこの事実を知って下さい。

ボンバダアグアはベロモンチダムの建設反対運動のスタンスをとります。
賛同できる方はご協力下さい。

情報や活動などはまたツイッターなどで報告していきます。


急なニュース失礼しました。
投稿者:TERU@JAPAN

帰国。

流浪の旅は終わった。

日本に帰国してみるとあまりの温度差に驚いてしまう。
それは色んな意味での温度差。

あえて「熱く生きなければ人生じゃない!」と自分に言ってみる。

そんなこと言いながら足は回転すしに向かっているのだが・・


ところで、今回の旅の最後は
チリのフィッシャーマンと旅をした。
これが昨日送ってきてくれた写真。
撮られていることすら気付かなかった。
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ウルグアイの古い洋館のホテルにて。
自分にとっては高級な千五百円ぐらいの宿代だったが
雰囲気が良く、思い出深い宿だ。
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なぜこの写真の日付が2099年なのかは謎だが(笑)

寝相は自分では見ることができないのでなかなか面白い。
明日決闘を迎えるもののふの心境が写真に出ていませんか?なんつって。


まあ、自分の心象的な話は置いといて、
もうすぐ発売されるNEWリール
“レボ・ビッグシューター”も届いていた。

ポル語ではベルメーリョ。
スペ語ではロッホ。
血の赤はやっぱり熱くなるものがあるな。
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そしてこれには更なるチューンの話が・・
やりますよ、やりますとも!
名ばかりのテスターではないですから。


そしてイタリアの友人からはルアーを作ったから
見に来いと写真を送ってきてくれた。

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イタリーの片田舎の裏路地感がなんか俺を誘っているような・・

本場のマルゲリータ食いに行こうかな・・


いやいやイカン!
これからブログ更新がんばらねば!
書かなければならないことや魂のタックル製作などたくさんの仕事が
チョモランマのように積もっているのだ!


みなさん遅ればせながら‘2011今年もよろしくお願い致します!

投稿者:TERU@JAPAN

We No Speak Americano。

旅が終わりに近づいている。


もう何度も南米にきているけど、釣りに重きを置いていた今までの旅
とは違い“南米そのもの”に恋をしている自分に気付く。

旅には自然に耳に入ってくる流行歌がその時の旅のイメージに
大きく関係することが多い。


まさに今回の旅の一曲はこれ。

We No Speak Americano。


アメリカを少し小バカにしたこの曲は
中南米のラティーナ圏で大流行している。

セントロの商店街や河で野営している時のラジオ、
ボワッチで踊るピラーニャ、ありとあらゆる場所
いたるところで聞こえてくる。


大爆音量で流すのがいい。
やはりそれがラティーナ圏の流儀だ。




ドルしかり、もうアメリカ先導の時代は終焉を迎えパワーダウンし
ラティーナ圏が力をつけてきたということを暗示させるようなこの流行歌。

この曲がここまで大流行している現実
の意味は意外に大きい事なのかも知れない。


アメリカの実質“属国”の日本人はこの曲が大流行していることを
多分多くの人は知らないと思う。



南米は私に優しくしてくれた。


ラティーナ圏贔屓、ブラジル大好きな私はどうしても英語圏より
こっちのほうがかっこいいと思ってしまう。


ラテンに恋した私は体が勝手に動き出すこのリズムが大好きだ。



だってやっぱり恋するってこういうことじゃない?

投稿者:TERU@PARAGUAY

ダムという大罪。

ウルグアイ。
南米の隅々を知ったつもりでいたがまだまだ知らない。
ブラジルからウルグアイの首都のモンテビデオまで長距離バスでやってきた。
降り立ったそこはヨーロッパの空気感。
そこから同じ景色の繋がる草原を10時間走ってサルトという町までやってきた。

安宿から歩いてオカッパリでも50cmぐらいまでの小型サイズなら
トップで簡単に釣れる。ダイブペンシルをジャークすれば一発だ。

パンタナールは一体何だったのかと思う程に。
そもそもドラードはトップに頻繁にアタックしてくる魚ではない。

しかし、それには理由があった。
南米大陸を北から南に向かって流れるウルグアイ河。
この大河はレプレッサ(ダム)によって完全に堰き止められている。
鮭のように河を遡上するドラードは完全に行き場を失い、
かつ巨大な個体ほど超激流を好んで捕食場にするという習性から
この巨大ダムの放水口から200m程の区間に巨大ドラードがクソほど溜まる。

人間が堰き止めた大河。
ドラードを一網打尽にできる環境を人間が作ってしまった。

自然界からするとこんなとんでもないことが現実に起きている。

あまりにも簡単に釣れすぎるので
ダムの管理局及び特定業者が規制をかけて管理開放している。
時間単位で結構な高額を払わなければエントリーできない。
しかも一ヶ月以上予約で埋まっている。

肩の脱臼も直らないし、
金ももうほとんど持っていない。
3時間だけエントリーできる権利を
旅の途中で偶然一緒になった私と同じようないきあたりばったり系の
チリのフィッシャーマンが話をつけてきた。
肩が壊れるのを計算に入れても一瞬の勝負だ。

簡潔に述べると
もう、どこに投げても食ってくる。
その瞬間はやはり楽しい。

巨大なドラードは獲ったが
残念ながらこの釣りにはロマンはない・・

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GoogleEarthで見て確認はしていたが、まさかここまで
完全に遮断されているとは知らなかった。
だからダム放水口付近はとにかく凄い数とサイズ。
世界記録級が一投目で来たりする。
もう、すぐに十数kgサイズなどいらなくなる。
他の自然な河なら絶叫するキングサイズのはずなのに。


釣りという行為自体そのものを考えさせられる場所だった。
群がるドラードの興奮の終了後に何とも言えない
筆舌し難い虚無感に襲われる。



人間の手によって隔たれた悲しき大河。


その名はリオ・ウルグアイ・・





爆発。その本当の意味を知りたい。





投稿者:TERU

トノサマのレベル。

南米の昆虫は何かにつけてデカイ。

大人になった今でも子供の時のように私をビビらしてくれる。

洗濯したシャツに引っ付いていた。
生で見ると圧倒的なデカさだ。

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もし、これもトノサマバッタと呼ばれるのなら・・


“織田信長レベルである” と思ふ。



あなかしこあなかしこ。

投稿者:TERU@AMAZONAS

Meu deus....

更新永らくお待たせしております。

なんていうか、今回の旅はもう完全に神に見放されている
というか・・

階段から落ちて頭と左肩間接脱臼と右踵の骨にヒビという
怪我をしてしまったのです。
落ちた瞬間、バキッ!って大きな音がしたので肩の骨が折れたと思いました。
あまりの激痛に数分うずくまっていましたが
立ってみると腕がぷらーん・・
ゴリッと自分で気合で入れましたが、全然肩、腕が動きませんでした。
頭のほうはたいしたことなかったのですが
肩の脱臼とはこんなに酷いものだとは知りませんでした。
まあ、骨折ではなく即刻帰国という事態はなんとか免れたのですが。
数日前まで釣りどころか普通の行動すらままならなかったのです・・

そして、追い討ちをかけるように未だ待ち続けている
日本から送ってもらった高額なラインやルアーの入った
荷物も届かず現在行方不明。

なんかどんどん気分が滅入ってきて
ネットブックも持ってきているのですが更新する気すら起こらず、
アマゾンにいるのに日本のこれから政治経済関係や
国際情勢のサイトばかり見てしまって、これがもしかして
軽い鬱なの?と感じるくらい落ち込み、宿でも世界から来ている
バックパッカーともまったく話しすらしない状態。
私に会ったことのある人ならわかると思いますが、
ボンバダで受ける印象とはだいぶ違い
かなり明るい社交的な性格なのでこの事態はかなりヤバかったです。

しかし、怪我をしたのはもう二週間前の話。
一ヶ月は固定して安静にしろと医者に言われたのですが、
肩も70°ぐらいは上がるようになってきているので
なんとか足掻いて最後は釣りに挑みたい。

もう、マナウスの“腐敗した夜の生活”にもピリオドを打たなければ・・

あまりの悪運の前では
今までは“根拠のない鬼のようなプラス思考”で
突き進んできた私も、もうその力は無いようです・・



あぁ、あのペスカドールの澄んだ微笑みや
熱い爆発は今の俺にとっては遠い彼方だ・・

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投稿者:TERU@AMAZONAS

Feliz 2011!!


フェリス!! 2011!!


さあ、今年も俺には挑戦の一年だっ!!

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共に夢を見よう!



投稿者:TERU@AMAZONAS

年末。

みなさん!今年も一年応援ありがとう!

まだまだ旅の途中ですが、

地球の裏より愛をこめて。

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投稿者:TERU@AMAZONAS

おいっ!ラニーニャ!

神は俺を見放したのか・・・


《「ラニーニャ現象」のせいで、南米コロンビアとベネズエラが、大雨となっています。
この2週間前、コロンビアとベネズエラでは記録的な大雨が続いています。
相次いでいる豪雨や洪水の影響で、160万人が家を失うなど何らかの被害を受けており、政府は「コロンビア史上最悪の自然災害」と発表した・・・》

宿のロビーでニュースを見ているとコロンビア、ベネズエラの都市が水に浸かっている!
ネットを開いて見るととんでもない気象ニュースが・・


そんな影響をモロに受ける支流が大本命なのに・・

ラ・ニーニャ・・
そんな“女の子”現象で俺の行く手をはばむんじゃねえ!!

時期を遅らせ、“最後のモンスター”に焦点をしぼったのが悪かったのか・・

バルセロスに船で到着した時点で水位が高い。

支流最上流部までいけばなんとかなるかも・・

その最高のポイントに向かうには往復300リッターのガソリンを買わなければならない。
しかも、ネグロ上流部のガソリンの値段は日本よりも高い。

これは大きな賭けだ。出費がすごい。
釣り旅というのは常に選択の連続だ。
何も決められていない。すべて自分で決めるしかないのだ。

バルセロスの相棒J氏は
「今行ってももうだめだ、水位が毎日上がっている」と言う。
けど仕方ない、行こう。ダメなら帰るしかない。

もう、結果から言うと
無、無、無・・
雨、雨、雨・・
全部水没林・・
上流に行けば行くほど水は増え、状況は悪化していく。

アマゾンで流れを読むのは本当に難しい。
下流域の水位は低いのに上流部は水がたんまりとある。
日本の河川では考えられない“水が停滞する”という現象がおきるからだ。
これが曲者でその大河を現実に見れば結構なスピードで流れていて、とても“停滞”しているようには見えない。
小さな島国日本という国で生まれ育った人間にはことさら理解することが難しい現象である。
高低差の低い大きな大陸に世界の淡水何文の一というとんでもない水量が数千本の大支流となって東西南北いたる方向にながれており、
全アマゾンを制するというのはまず、この“水を読む”ということを覚えなければならない。
しかし、そんなものは教科書にも載っていないし、現代っ子特有のググればいっぱつ的な感じで調べてもまず出てはこないだろう。

ああ、話が脱線している、この話だけでも本の半分くらいは書けそうだし、あんまりタダで教えたくないのでまたの機会に。



話しを戻すと、トップの究極を目指して用意してきているのに魚の気配、波紋さえも立たない。
例年ならここは世界記録クラスが爆音を立てて捕食しまくっているのに・・

なんとか釣るが
俺が欲しいのはこんなサイズじゃない。
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が、なんとか・・
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実は今回、魂のルアーとの再会があったのだ。
そのルアーとは2008年におおはしさんに意向を詳細に説明して作製を依頼した巨大リップレスジャークベイト、亜楽。

2009年に魚に持ってかれた魂のルアーが、今年、何気なく立ち寄ったその河に棲む漁師の家の昭和初期製造かと思われるような古いテレビのアンテナに引っ掛けられていた。
奇跡的な再会だ。
「おおっ、亜楽っ〜!うれしいぞ〜!」

ただで持って行くわけにはいかないので、手持ちのルアー三個と引き換えに私の手に戻って来た。
透明の皮膜が細かい傷によってかなり濁っていたので
タックルボックスに忍ばせて現在自分なりに研究しているケイムラを塗装し、よみがえらせた。
フック、リングを交換してアベントゥーラ59にセットしてスイムチェックしてみると・・

動きが更に良くなっている。というか、更に鋭く動く。
完璧なタックルバランスだ。

ドグッ。という感じだった。
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流石“魂のルアー”だ。

88cm。痩せ気味。
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やっぱパワーある。

ピーコックバスフィシングでは釣獲数、種類数、サイズすべてにおいてプロアマ問わずジャパニーズのトップを走る私にとってこれは結構悲しい結果といいたいところだけど・・

実は一年以内にここに帰ってくることができ、久々に見る大きいアスーの迫力はなんとも口で表現するのは難しいが、やっぱりいい。
“世界最大のシクリッド”の名に恥じない魚だ。

このピーコックバスは世界最高峰のゲームフィシュに相応しい。アメリカ人も外の魚には目もくれないがこの魚になるともう目の色が違う。
そして私もそう思っている。
それはブラックバスと同じで何度も釣りに行きたくなる。という魔力。
他の牙魚などは誰も追いつけんレベルを釣ってしまうと次に行く気力が結構失せる傾向があるがピーコックバスは違う。
特にアスーは。



これからどう旅するか状況は最悪。東西南北八方ふさがりでどこに行ってもマズい。
一月にもう一度ネグロ河上がるかベネズエラ(多分ダメ)に行くかそれとも・・
毎日悩んでいます。



しかし、今日も雨・・

“女の子”のご機嫌が直るのはいつ?

ラ・ニーニャ!

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投稿者:TERU@AMAZONAS

ブラックカショーロ。

ボンバダで紹介されたレアフィッシュは熱帯魚屋で値段が高騰する。

これはもう定説になっているらしく
私は一銭も得してないのになんか損な役回りだなぁ。

リンクアクセスの統計をとってみると半数以上の人が釣り師より
アクアリウウムファンらしく、期待が思っている以上に大きい。
特に最近、中国、韓国のマニアの言語変換質問メール攻めにあっていて、少々ウザい。

日本のマニアさんからも最近魚の画像がないのでさみしい、
レアフィッシュを紹介して欲しいと身勝手極まりない
お願いメールが多いので(笑)、

いっちゃいましょうか!
アクアリウムモード!

初めて来た年からゲットしているが
怠惰な性分が災いして紹介していませんでした魚がいます。

ではいきますよ〜。



未だ日本未入荷のレアフィッシュ!
リオ・ネグロ!アッパーリバーの黒い牙!

激珍!
ブラックカショーロ!!

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熱帯魚マニアにはこんな微妙な種類たまらんのよね〜。
目が大きく、歯に特徴があって前の二本の牙だけが大きいんじゃなくてなだらかに前に向かっておおきくなっていきます。
マニュエリと生息域は酷似しています。

アサードするとなんかカツオに似た味がするんですけど・・




ところで、日焼けにロン毛でカノアを漕いでるとマジでインディオに間違われます・・
こんな洋服着たそっくりなインディオまじでいるんだから。


最近、どんどん人相が悪くなりますが気にしないで下さい・・

投稿者:TERU@AMAZONAS

お人好し。

ネグロに上がろうと思っていた日にまた病気になった。
ペニシリンの筋肉注射を左と右のお尻に一本づつ打たれた。
この注射マジで痛い。しばらく歩けないくらい。

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ブラジルは税金が高い。
しかし、社会保障はしっかりしている。
政府の病院はすべてタダ。旅行者だって例外ではない。
ブラジル人がおおらかな理由のひとつにこうした要因があるのかもしれない。
私だって何度助けられているかわからない。
軍隊の病院に収容されたことだってあるし。
税金は高いし、社会保障制度はしっかりしていない
なんかあきらめモードの日本はこれからどうなるんだろ。
外から見ると衰退が明らかに見てとれる日本。
釣り具メーカーひとつとってみても世界の市場に目を向けていない。
根本から意識改革しないとどんどん衰退は進んでいくだろうな。


ところで、今、泊まっている宿は世界中のバックパッカーが集まる。
普段ペスカドールの家に泊まることが多く
旅人に接触する機会が少ないのでここは楽しい。

薬をあげると言ってスイスの女子が、薬袋からスイスナイフのビクトリノックスを取り出した。
おおっ!やっぱりみんな持ってんだ!と言うと、
ええ。みんな持ってるわ、と。
赤じゃないからスイス人としてちょっと恥ずかしい、って。

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なんかうれしいねえ。
カザフスタンでフランスのヒッピーがカスタマイズされたオピネル持ってた時もなんかうれしかったけど。


そういや持ち物でいえば私のこのお財布は何年愛用しているだろう。
海外専用だけどなかなか壊れない。
昔、タイのチェンライの道端で泥や垢まみれの小さい女の子が手作りで売っていたのを数十円で買った記憶がある。

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デザインもすごく気に入ったのだけど、その女の子を助けてあげたい気持ちで十個ほど買ったんですが、その時、世界の君の友達にあげると言って買った。

それを今でも細々と実行している。
今年もお世話になったタパジョス河のペスカドールの娘ハケウちゃん。
ラクエルと書いてハケウと発音する。
この家も決して裕福ではないが、何度この子の天使のような笑顔に癒されたことか。

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私は結構お人好しだ。大事な人にはものをあげたいのだ。

フィッシング・アンバサダー(大使)としてルアーもおみやげに必ず持って行く。

お人好しこそが世界を救う愛だと信じてやまないので
これからも続けます。


そういや以前、某東大生のAくんにボンバダを一刀両断するような一言を言われたことがあります。

「テルさんって社会的には最も低い立場のくせに
いつも下から社会や人を見下ろしてますねえ」って。


そん時、歯に衣着せぬ思いっきり歯切れのいい言葉におもわずジュース噴き出しましたね。

甘んじて受け入れましょう。
ありがとう。最高の褒め言葉です。ww





投稿者:TERU@AMAZONAS

実験。

はい。酔ってます。支離滅裂です。弱いです。

酔って書くとどうなるか実験です、

突然ですが・・・フラクタルってみなさん知っています?



ワラビも海岸線も貝殻もブロッコリーも・・

なんか体が知っている・・




「大きさにも限界がないし、小ささにも限界がない。」

昨年、アヤワスカを修行体験した時、実感として思いました。
ん?なんかいろいろリンクしているゾ。

科学な目で神秘体験をしているのにまだ何も書いていません。

帰国後はちょっと本気で執筆に励もうと思います。



ところで、また悪魔の蟻みつけました。(けっこういます)
生物がもつデザインってなんて格好いいんでしょう。
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かなり硬い体です。この大きさから考えると異常。
クモの糸のタンパク質も実用化されればとんでもなく強力な糸ができると聞いたことがあります。
昆虫ってすごい。
このダクトは一体何のために・・

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カペタというカシャーサのカクテルめちゃキキますねぇ〜。


もう無理。バタンっ。

投稿者:TERU@PANTANAL

日はまた昇りまた沈む。

今日の私の目に映っていたのはこんな景色です。

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こっちを見ている女の子のドレスのスカートには大きくドラードが描かれていました。
聖母マリアがパラグアイ河を渡っていきました。



投稿者:TERU@PANTANAL

アニマー!!

分身の術!!

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そんな技まで体得していたとは・・



レストランでアルバイト中のサンドロくん。
生で見たらマジでタケさんと激似なんですけど・・

ホント魚持って「アニマー!!:注1」とか言って写真撮ってそうだもん。(笑)



うん。やっぱボンバダにはこういう軽いノリが必要だな。

みなさん。どんどんご指導下さい。(笑)


注1:意味は後に解説。
投稿者:TERU@PANTANAL
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