情報システムの設計  講義記録     2010年度      質問は公開掲示板

 受講者のみなさんが記録した「講義記録」です。欠席した人や、復習する人は参考にして下さい。    


課題の提出と試験について

(1) 課題の提出   7月21日

警告  指名された記録担当者は原則として、その講義を終えてから2日以内に記録を更新する義務があります。

もし、その義務を守れない指名者があれば、それはみなさんにとって怠慢な行為といえます。私は減点します。

7月14日の講義

 記録担当:新谷幸子  投稿日:2010年 7月15日(木)15時18分22秒
 
 
  7月14日 講義記録

●SQLの続き

 索引表のファイル

 |docID|索引語|分類    |
 |001 |IT  |Electric|
 |002 |chuo  |Univ    |
 | : |  :  |  : |

      ↓

 図書表のファイル

 |douID| 著者 | 標題 | 出版社 |
 |001 |サイトウ|ITと社会|中央出版 |
 |002 |  : | :  |  :  |
 |  : |  : | :  |  :  |


シラバスの「ACCESSの検索実習」を見ながらやった。
まずテーブル(図書表)をつくる。(テーブル→デザインビュー)
次にクエリをつくる。(デザインビュー→クエリ→SQL→ユニオン)

select [AUT],[TITLE],[KEYWORD]
from 図書索引表
where KEYWORD=”  ”

<検索例>
 AND・・・全部含む
 OR・・・いずれかを含む
 LIKE・・・"〜*"の後は何でも良い
 BETWEEN・・・あいだ全部を含む

●感想
なんだかとても高度なことをやっている気がします。難しいですが、完成したときの達成感はとてつもないと思いました。
もう一息です。

●課題について
来週提出。テストなし。
シラバスの参考2を読んでくる。レポートを書いてくる。レポートとは。
 

記録担当:筆谷有加里  投稿日:2010年 7月15日(木)21時21分8秒

 
 
  ●講義内容

 ・SQL

   ○構文の使い方の復習

    Select 項目,項目
     From データベース名(関係表)
      Where 条件文;

   ○索引表と図書表

    索引表                      図書表
     docID    索引語     分類             docID   著者          標題         出版社
      001     IT         Electric            001    サイトウ      ITと社会     中央出版
          002     chuo       Univ      対応      002    ヤマダ    …           …
           003     Library    House      ←―――→        003    イトウ        …           …
           004     IT         Electric                       004    キムラ        IT…         …
           005     Tama       Univ                           005    ヤマダ        …           …
           006     Meisei     Univ              006    サイトウ      …           …

   (例)Select 標題
       From 索引表,図書表
        Where 索引語="IT";

            ↓
      検索結果で「docID 001」「docID 004」の資料が表示される。


●実習内容

 ・AccessによるSQLの実習(参照:システム開発シラバスのAccess基礎演習)

  @図書表の作成
  A索引表の作成
  B図書表と索引表の結合
  Cクエリの作成


●最終課題
 ・SQLを使って20冊分の図書検索システムの作成&レポート
 (参照:システム開発シラバスの「参考2」と「課題の提出」)

 提出:7月21日


●感想
 ますます授業内容が難しくなってきて、理解するのが大変でした。
 来週は課題提出なので理解を深めて頑張りたいです。

7月7日の講義

 記録担当:石田(旧姓:大丸)真利菜  投稿日:2010年 7月 9日(金)10時09分20秒
 
 
  7月7日の講義記録
検索システム←SQ2(データベースプログラム言語)
 …structured構造化 guery問い合わせ language言語 URLアドレス

データベースファイル

     データベース…ファイル→レコード→フィールド(メタデータ)
                 レコード フィールド
                 レコード フィールド

(レコード)行 |docID|AUT |TITLE    | PUB|YEAR|PRICE|key ward|
   :   |1  |川島|中大生活 |A出版|2010|1200 |中大  |
   :   |   |  |     |     |  |   |    |
   n



web・・・メタデータとデータが一体化している


デザインビューは自分でスキーマを用意
ウィザードはある程度テンプレが用意されている

ex
   select(対照)→氏名 専攻
  from  (DB名)→student
   where (条件)→専攻="社会情報学";


感想
 授業の内容がとてつもなく難しかったです。
 試験が近く、授業の復習と提出課題をしっかり完成させなければ、、、と焦る日々です。
 とりあえず、今回の授業に関しては、友達のノートを借りて、自分なりに噛み砕いてみたので大丈夫です!
 

記録担当:小日山 由望  投稿日:2010年 7月 9日(金)23時14分25秒

 
 
  7月7日の講義記録
*先週の課題の提出

今回授業は「情報システム設計」のシラバスの手順2から…


検索を行うためには…
まずYahoo!やGoogle(通称:検索エンジン)にアクセスする必要がある。
利用者はそこでなんらかのキーワード・検索語を打ち込んでアクセス。


検索システム
     ↑                               S=Structured 構造化
    SQL                               Q=Query      問い合わせ
=データーベースプログラム言語        L=Language   言語


●データーベースファイル
                   フィールド(列)→スキーマ(メタデータ情報)
        ldocIDlAUT lTITLE lPUB  lYEARlPRICElKeywordl
レコードl 001 l田中l中大生lA出版l2010l1000 l中大   l
(行)  l 002 l山田l明大生lB出版l2009l2009 l名大   l
  ↓    l  : l : l  :  l :  l : l :  l :    l
データ  l     l    l      l     l    l     l       l
(値)  l 020 l    l      l     l    l     l       l

●Web
Rec1.html←レコード名
   <DOCID>001</DOCID>
   <AUT>田中</AUT>
   <TITLE>中大生</TITLE>
   <YEAR>2010</YEAR>
   <PRICE>1000</PRICE>
   <Keyword>中大</Keyword>
            ↑データ ↑メタデータ

●Webとデータベースの違い
データベース…スキーマとデータ構造を事前に定義し、
              データとスキーマ(メタデータ)とが独立している
Web…もともとは文書とメタデータを混在してマークアップする


【実習】ACCESSを利用する
ACCESSの操作方法・流れについては、
情報システム設計(もしくは開発)のシラバスをみて確認。
今回の授業では「フィールド一覧」からstudentID・氏名・シメイ・住所・専攻を選択。

●SQLの文法
Select 項目名1, 項目名2,….., 項目名n
      From 関係表
        Where   条件文   ;

注意することは構文の最後の「;」
またコピーの範囲が大事!
「;」を忘れないことも大切だが、いらないものまでコピーしないこと!!


*感想*
授業中はきちんとできていたので講義記録を書くのも容易に出来るだろうと思っていましたが、いざ文章で表すとなると難しかったです。
テストは筆記なので、ただノートやテキストを見直すのではなく、自分の言葉でまとめられるような対策を採りたいと思いました。

6月30日の講義

 記録担当:横井まなみ  投稿日:2010年 6月30日(水)23時27分30秒
 
 
  6月30日 講義記録
○課題の点検、事例研究
・先週の課題…20冊の図書の書誌情報をRDFDCとDDIのメタデータでそれぞれ記述し、データベースのレコードとする

1.レコード作成の注意点
・20冊のレコードそれぞれに番号(DocID)を付与する。
・ファイル名に仮名漢字や全角数字は使用しない。
 ○…file1.html ×…図書1.html
・メタデータとデータの対応を正確にする。DDIにはNDC専用のメタデータ定義がある。注釈は<note>のメタデータのタグ内に記述する。
・キーワード(索引語)はひとつひとつを、RDFDCの場合は<dc:subject>、DDIの場合は<keyword>のタグで囲む。
 ○…<dc:subject>情報学</dc:subject><dc:subject>オントロジ</dc:subject><dc:subject>記録</dc:subject>
 ×…<dc:subject>情報学、オントロジ、記録</dc:subject>
・キーワードが適切であるか確認する。たとえば、「文庫本」は本の形態であり、「映画化」は本の注釈である。これらは必ずしもキーワードに適しているとは限らない。

2.良いレコードの例
・ISBNやNDCが正確に記述されている。
・HTMLによって体裁が整えられている。
 XMLのメタデータだけでは、HTMLファイルとして保存・表示した際どのデータがどのメタデータに属するのか分からない。XMLメタデータの前にことばを補ったり、<table>という表のHTMLタグを使用するなどして分かりやすくする。


○本日の課題
1.授業で指摘された部分や紹介された事例をもとに、自分の20冊のデータを改善してくる。
2.Excelを使用して、キーワードとDocIDの索引表を作成する。
 →レコードに上位概念やNDC等をデータベースの検索対象として用いる場合は、その索引表もあわせて作成する

6月23日の講義

 記録担当:川島麻依  投稿日:2010年 6月24日(木)14時16分38秒
 
 
  〇DDIとは
社会科学の記録情報の概念を描くもので、社会科学の主題を描くものではない。
DDIは社会科学にかかわる記録情報の標準化を目的としている。
社会科学の記録情報にかかわる研究者やソフトウェア開発などの専門の人々が使用するものである。
インターオペラビリティ(互換性)、内容記述の充実、記録の多目的利用、制度の高い検索などを
促進する。

DDIメタデータは基本5つのタクソノミーに展開される。
・docDscr(記録記述)
・stdyDscr(研究記述)
・fileDscr(データファイル記述)
・dataDscr(変換記述)
・otherMat(その他の研究・関連資料)


〇授業中の課題
DDIメタデータ作成。
情報システム開発のシラバス「メタデータの学習(3)」を参照して、
ソースをコピーしメモ帳に貼り付ける。

前回の課題であった20冊分のDC.RDFをキーワード3つをプラスしてDDIも作成する。

(例)
<?xml version="1.0" ?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "〜">
<html xmlns="〜" xmlns:doc="〜" xmlns:xs="〜">
<head><title>XML Schema</title><link href="〜" type="text/css" rel="stylesheet" /></head>

ここにDDIメタデータによるマークアップ記述

</html>


そして、DCエレメントととDDIメタデータの表示は異なっている。

DCエレメント     DDIメタデータ
Title                  <titl>
Creator                <AuthEnty>
Subject                <keyword>
                       <topcClas>
Description            <abstract>
Publisher              <producer>



〇来週までの課題
前回の課題であった20冊分のDC.RDFをキーワード3つをプラスしてDDIも作成する。

6月16日の講義

 記録担当:古川奈津希  投稿日:2010年 6月16日(水)23時15分33秒
 
 
  6月16日 講義記録

●メタデータ
メタデータ→プログラム言語 XML(dtd、xml)

●RDFと名前空間
RDF=メタデータ
 RDF…タイトル、著者、表題などのメタデータ表現方法の仕様で、
  HTMLのTITLE要素やMETA要素など検索を行う際に有用なデータ、枠組みのこと

 Namespace(名前空間)…大規模なRDF(アプリケーション分野)を定義し、どこからでもRDFにアクセスして、
  RDFをURLの中で名前だけを入力することにより参照と引用を出来るようにする機能のこと。

  複数のXML言語で書かれた文書を統合する場合に、同じ名前のタグが出てくる可能性が高い。
  例:<title>というタグが何のXML言語で定義された<title>なのかを宣言して使い分ける。
  メタデータの共有に有効である。

●Dublin Core(教科書p249参照)
  RDFを利用した書誌記述のメタデータ。ウェブの書誌資源の発見・検索を目的にしたもの。
  文献・図書の書誌記述に焦点を当て、著者、索引語などといった15つの要素がある。

●授業中の課題
 実際にDCメタデータを作る。
  シラバスのページの「手順1 メタデータの学習(2)」〜を参照し、
  ソースをコピーしてメモ帳に貼り付ける。
  本のタイトル・著者名・説明・日付の部分を入力。
  ファイルの名前を「○○.html」にして保存。
 5冊分行う。

例:
<?xml version="1.0" ?>
<rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/RDF/RDF" xmlns:dc="http://〜〜〜〜">
<rdf:Description about="http://〜〜〜〜">

<html>

<dc:title> タイトル </dc:title>
<dc:creator> 著者名 </dc:creator>
<dc:description> 説明 </dc:description>
<dc:date> 日付 </dc:date>

</rdf:Description>
</rdf:RDF>

</html>

※<html>・・・</html>を忘れないこと。

●来週までの課題
 授業中の課題と同じやり方に、
 【著者、表題、出版社、索引語、分類】の項目を加えて20冊分のDC.RDFを作成し、
 1つのフォルダに入れる。
 (1つの本に対しファイルは1つ)

 注意:索引語や分類(Subject)がある本が望ましい

 ※ちゃんと動作するか確認する
  表示→ソース
  文字化けする場合は、「ファイル」→「読み直し」→「日本語(JIS)」で直す。

●感想
 言葉の意味を理解すること、RDFの文法が難しかったです。
 実際にパソコンを使って作業をする授業なので、復習をしっかりして遅れを取らないようにしたいです。

6月9日の講義

 記録担当:冨田 茜  投稿日:2010年 6月10日(木)14時20分39秒
 
 
  6月9日(水)の講義記録
1.先週までのまとめ
 図書の検索システム(BookSys)の仕組み

      |   (索引表)         (文献データベース)
キーワード ――KW→    KW           ファイル(レコードの集まり)
        |    |情報|  項目|DOCID| AUT|   TITLE  |PUB| KW |
      |    ―――     ――――――――――――――――――
      |    |中大|――→ | 100 |木村|中大と明大| ? |中大| ⇒ 回答
      |    ―――     ――――――――――――――――――
      |        ┌-→ | 101 |田中|情報の世界| ? |情報|←レコード…データ(値)の集まり
       ―AUT→   AUT   |    ―――――――――――――――――― 検索(Retrieve:情報検索)とは
      |   |木村| |                      レコードを探すこと
search(探索)↓    |田中|―
           ―――
                ↑で索引表とファイルを繋げたように、矢印を使って位置を示す(=ポインター)
・探索≠検索
 探索(cf.サーチエンジン)の回答→キーワードの有無(Yes or No)と頻度(X件見つけた)
 検索の回答→キーワードを含む項目の詳細を表示

 今回からは、データベースで使われている項目(メタデータ)とファイルの設計について学ぶ。

2.メタデータとは
・メタデータ(Mata-Data)…Dataを意味づけるData
 概念=項目=メタデータ=クラス(⇔ 事例=値=データ=インスタンス)
 KWという項目にある中大はキーワードとしての中大、TITLEという項目にある中大はタイトルとしての中大を意味する。
 AUT(著者名)という概念に含まれるのは、(上の表では)木村、田中というデータ(値)である。

 このメタデータをプログラムする言語がXMLである。

3.XMLとは
・XML(eXtensible Markup Language)…拡張可能なマークアップ言語。タグを自由に作り出せる。
 (cf.HTML(Hyper Text Markup Language)…Web Siteを作成する言語。
   作成されたWeb SiteはHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を通してアクセスできる。)
 先程の表をXMLで表現すると、以下のようになる。
<レコード>            | <〜>…タグ(tag)。閉じるときは</〜>
 <DOCID>100</DOCID>      | <>と</>で囲まれた部分全体を要素という。データのこと。
 <AUT>木村</AUT>       | XMLではこのタグの定義を行う⇒プログラムを書く
 <TITLE>中大と明大</TITLE>  |
 <PUB>?</PUB>         |
 <KW>中大</KW>        |
</レコード>          |

・XML宣言…XMLのバージョンと文字コードを宣言する。XMLファイルの冒頭に記述。
 <?xml version="XMLのバージョン" encoding="文字コード"?>

・DTD(Document Type Definition)…文書型定義。ここにタグの定義を記す。
 .dtdと.xmlはクラスとインスタンスの関係にある(メタデータとデータの関係)
 メタデータを定義する際は、半角英数で表記する。

・XMLの実習…http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~saitotac/professor/xml2007/index.html(XML入門)を参照
 1)「-DTDの書き方-」の要素型宣言と属性リスト宣言を書き写し、book.dtdとして保存。
 2)「-XMLにDTDを参照させる-」の「−表示例:rei002.xml−」を開いて写し、doc1.xmlとして保存。
 3)doc1.xmlの二行目を<!DOCTYPE 資料情報 SYSTEM "book.dtd">に書き換える。
   また、資料情報の図書を1冊分だけ残し、その要素の内容を自分なりに変更する。
 4)もう一種類要素の内容を変更したものを作成し、doc2.xmlとして保存。
 5)book.dtdのタグを漢字から半角英数(ローマ字)に修正する。

4.課題
 1.シラバスのページにある
   http://saitolab.tamacc.chuo-u.ac.jp/professor/takaf/xml/index.htm
   の内容を読んでおく。
 2.授業中に作成したbook.dtdのタグを漢字から半角英数(ローマ字)に修正する。
   (XML入門の「2.XMLの書き方」の「-DTDの書き方-」を参照。)

感想
 パソコン上で実習したことについてまとめるのに苦労しました。
 もう少し丁寧に簡潔にまとめられるように気をつけたいと思います。

6月2日の講義

 記録担当:戎 沙羅  投稿日:2010年 6月 2日(水)17時06分57秒
 
 
  宿題(書誌情報登録と検索のフローチャート)のうち、主に検索を例に取り上げ、
フローチャート作成について学んだ。

@フローチャート作成のルール

用いる形について
○:始まり
□:処理
  (線は横から引くのではなく、必ず上から引く)
二重の□:まだ別の処理がある場合(サブルーティーン)に用い、
     別のところでそれについてのフローチャートを作成する必要がある
ダイヤ<>型:分岐・判定(Yes/No)



A蔵書検索のフローチャート

始め○

ファイルを開く□

索引語入力(タイトル・著者名・キーワード)□

入力終了<>
   │
  Yes:終了
    No:蔵書ファイルを読む(レコードを見る)□
     │
    ファイルが終了<>
         │
       Yes:見つかりません□
            「索引語入力」に戻る
         No:索引語がレコードにあるか判定<>
              │
           Yes:見つかりました
                「索引語入力」に戻る
                      No:「蔵書ファイルを読む」に戻る


必要な人は宿題を修正して再提出
次回はXML
 

記録担当:半澤真衣  投稿日:2010年 6月 4日(金)11時39分51秒

 
 
  ●前回の課題である図書館システムの登録・貸し出し・検索のフローチャートの発表、
 先生による講評

●フローチャート書き方
○:流れの開始、終了を表す
□:処理機能を表す
◇:定義された条件の評価に従って出口を選ぶ判断機能を表す
→:データの流れを表す

●ファイル・・・ファイルはレコードの集まり

(例)蔵書ファイル
       DOCID AUT    TITLE    KW
      _____________________________________
レコード1|001 |サイトウ |・・・・ |中大|
      ―――――――――――――――――――
      ____________________
レコード2|    |      |    |   |
      ―――――――――――――――――――――
                :
                :
                :


※次回までに各自フローチャートを見直す。

5月26日の講義

 記録担当:小峯 綾  投稿日:2010年 5月28日(金)23時23分16秒
 
 
  ○マスターファイルとトランザクションファイル
マスターファイルは台帳のようなもので、情報を元々登録しておくものである。
今回の例で言えば生徒情報と蔵書情報のデータベースに当たる。
トランザクションファイル(Transaction file)は取引という意味を持ち、
貸出や返却などの際に作られるファイルのことである。
貸出時、生徒IDとDOC IDを読み込んで作った貸出のログファイルがトランザクションファイルで、
返却の際に生徒IDから検索してログファイルの該当項目を削除する。
この一連の行為をトランザクションという。


○実習
蔵書ファイルの内容(書誌情報等)を考え、検索システムを作る。
本を登録するための詳しい手順、また検索するための詳しい手順を考える。
「要求定義の解答」(http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~saitotac/professor/zemi2007/caseStudy1.doc
のページのBookSysの部分に当たる。
最終的にフローチャートを作ること。
フローチャート(モジュール)の制作にあたっては教科書(プリント)P.140や
「商品管理システムの構築」(http://saitolab.tamacc.chuo-u.ac.jp/professor/prog3/syohinKadai/Documentation.doc
を参考にすると良い。


次回の授業で提出。
また、必要があれば前回の課題(図書館システムの登録・貸出)も修正しておく。

5月19日の講義

 記録担当:永嶋夏希  投稿日:2010年 5月21日(金)08時38分48秒
 
 
  文書化(Documentation)―Specification
↓        仕様書
・ 設計開発仕様書
・ 利用者使用書(users manual)取扱説明書 ⇒ ソフトウェア

< 利用者向け応用プログラム(システム) → 図書室貸出システム >

@ 利用者登録
生徒情報を項目ごとに分ける
 ID  = “09E4346〜・・・”
 氏名 = “○○〜・・・”
 カナ = “○○〜・・・”   ⇒  これを一人一人のファイルにする。
 ↑      ↑
メタデータ  データ

A 蔵書登録と更新
 書誌情報…タイトル・著者・出版社・形態・発行年・ISBN
      分類・索引語 etc.
      ⇒ DOCIDメタデータ ⇒ ファイルへ

 また、事前処理として書誌情報の更新が必要である。
    更新=追加&削除&修正・変更
        ⇒ 書誌情報ファイルに

B 貸出処理
 貸出処理には生徒コードと蔵書コードが必要である。
 また、3種類のファイルが必要。
 ・ 利用者情報ファイル
 ・ 書誌情報ファイル
 ・ 貸出記録ファイル Log file
 しかし、貸出はこれだけでは終わらない。
 貸出記録処理をしなくてはならない → 貸出記録一覧リスト

 (※ここまで行うことをシステム設計という。)

<感想> 今回の講義は図書室の貸出という普段利用している場所でのシステムの流れについてだったため、比較的理解はしやすかったです。宿題で、このプログラムを具体化することで更なる理解を深めたいと思います。
 

記録担当:尊田彩加  投稿日:2010年 5月21日(金)18時00分55秒

 
 
   5月19日(水) 4限

 ●講義内容

  文書化(Documentation) *ソフトウェアの全工程に渡って重要な役割を担う

   |

  ・設計開発仕様書
  ・利用者仕様書(User's manual)取扱説明書 → ソフトウェア

   |

  プログラム

  利用者向け応用プログラム(システム) → 図書館貸出システム
          アプリケーション


  ・図書館貸出システムについて

   登録 → 更新 → 処理


 ●課題

  学校図書室における管理システムのフローチャート作成

  (貸出の仕組み:利用者登録→返却)
  *余裕がある人は返却→記録

 ●感想

  システムを作成するためには、段階と流れがあることがわかりました。
  手順をひとつひとつ追いながら、理解に努めたいと思います。

5月12日の講義

 記録担当:松田 裕希子  投稿日:2010年 5月13日(木)19時59分0秒
 
 
  要求―(文書化)→仕様書(スペック)―(要求を形にする)→モデル―(モデルを実際に動かしてみる)→シミュレーション

構造化プログラミング:プログラムを段階的に分析し、それぞれの段階で、分析されたものが正しいかどうか検証するもの。

[加減乗除の計算のプログラム作成(各段階ごとに流れ図で表現する。)]

・第一段階:プログラムで「何を」処理するのか「いつまで」処理するのか考える。
・第二段階:第1段階で「主処理」とした、加減乗除の選択、数の入力および計算結果の算出の分析を行う。
・第三段階:第2段階でモジュール記号で表された処理や初期処理、後処理といったものを分析する。

加減乗除の計算のプログラムは複雑な要求ではないが、複雑な要求をされた場合はどうアルゴリズム化するのか?
                        |
                        ↓
[ある学校における図書室管理システムの設計]
※シラバス(3)事例研究ある学校における図書室管理システムの設計

・要求定義:貸出管理サブシステム(RentSys)と蔵書管理サブシステム(BookSys)の二つのサブシステムから構成される情報システムである図書室管理システム(LibMan)を作成する。


・概略仕様:貸出管理サブシステム(RentSys)と図書室管理システム(LibMan)のそれぞれのシステムの内容を考える。

・DFD:貸出管理サブシステム(RentSys)と図書室管理システム(LibMan)のそれぞれのシステムの概略処理をDFDで表現する。

・設計:システム設計、プログラム設計、情報システムの中身(主題情報)の設計(タクソノミーとシソーラスの設計、データベースの設計、メタデータの設計、情報検索の設計)


DFD※プリントP.130-131:要求定義を表すための図解技法。システムの機能と情報の関連図を描く。○で入出力を、□で処理を、→で入出力の関連を表す。(○→□→○)
                        |
                        ↓
図書室管理システム設計の応用能力として、貸出し、蔵書受け入れなどの図書館管理システムと情報検索システムの知識が必要。

[図書管理システムの知識]

蔵書ファイル:蔵書を管理するファイル。蔵書の削除・追加で更新が必要。
利用者ファイル:利用者を管理するファイル。利用者の削除・追加で更新が必要。
貸出ファイル:貸出を管理するファイル。貸出・返却で更新が必要。

ログファイル:日々内容が変わっていくファイル。ここでは、貸出ファイルのこと。

事前にしておくこと→「蔵書ファイルに蔵書登録をし、本にコードをつける。
           L利用者ファイルに利用者登録をし、利用者にカードを発行する。

貸出:貸出ファイルに貸出した日付、利用者コード、本のコード、返却日を入力し、更新する。利用者コード、本のコードは利用者ファイル、蔵書ファイルから参照する。

返却:貸出ファイルを更新する。(返却日の欄を更新する。全ての本が返却されると削除される。)

予約:予約ファイル→「蔵書ファイルからその本が図書室にあるのかどうか確認する。
           L貸出ファイルからその本が貸出しされているかどうか確認する。


宿題:シラバスにある(3)事例研究ある学校における図書室管理システムの設計を見ておく。

感想:ノートに図で表現していたことをパソコン上で表現することや他の人にも分かりやすくまとめることは難しいなと思いました。講義記録を書くことで、いい復習になりました。今後も授業をしっかり聞いて内容を理解していきたいです。

 

記録担当:又吉那美子  投稿日:2010年 5月14日(金)01時14分42秒
 
 
  構造化(structure)
●理論
@利用者の要求に応じSEが設計する
ASEがモデル(模型)を作って利用者に示す
=シミュレーション(simulation)
BSEが設計したものを文書化する(documentation)←設計図など(spec)
=仕様書(specification)
C仕様書を図解する(flowchart)
※データフローダイアグラム(DFD)(プリントP130参照)
:図解技法のひとつ。データ中心の流れ図。

●技術(シラバスの「構造化プログラミング」参照)
「直線型・分岐型の複合構造のプログラムを作成する」
・第1段階:プログラムで「何を」処理するのか、「いつまで」処理するのかを考え、流れ図で表す
・第2段階:第1段階で「主処理」としたものの分析を行い、流れ図で表す
・第3段階:第2段階でモジュール記号で表された処理や初期処理、後処理を分析し、流れ図で表す

⇒図とプログラムを参照しながらプログラムを考える

●事例(シラバスの「事例研究」参照)
「学校の図書室の情報システムを設計する」
☆事前準備が必要
○図書室(司書)側
・蔵書登録ファイル→入荷・除籍等で更新     ̄|
・利用者ファイル→入学・卒業等で更新      | ←更新されていく(log file)
・貸出ファイル→貸出・返却・延滞等で更新   _|
○利用者側
・利用者登録(利用者カード)
☆貸出のしくみ
@利用者が本を選ぶ
A利用者カードと利用者ファイルを照らし合わせる
B貸出の状況を貸出ファイルに入力
C利用者に貸出

感想
授業中にノートを取ったところを、先生が説明された順に番号を振って内容ごとに分けると、わかりやすくなり、講義記録も自分でそれなりに理解しながら書くことができました。「わかることは分けること」だと改めて思いました。

4月28日の講義

記録担当:高橋奈津子  投稿日:2010年 4月29日(木)14時56分53秒

 
 
   
 目的=問題

 システム思考
     構造(srtucture)→階層関係

             <システム>
                /  \
       <サブシステム>  <サブシステム>
        /   \      /   \
      <  >  <  > <  >  <  >


    入力   →   処理     →  出力
(何がほしいのか)((明らかになっていない))
    What?              /    \
   |      /       \
   |       ○→ □ →○
   |
   |
    →要求定義  User Needs
     要求工学    <要求> ←コミュニケーション→ ( SE )
           |
           ↓
          <要求段階>→ <出力>要求仕様書
                   |
                   ↓
                 <設計>→ < >
                        |
                        ↓
          プログラム言語のコード→ <コード生成>→ < >
              (記号)               |
                                 ↓
                               <検査>→ < >
                                      |
                                      ↓
                                     <運用>
          ●これら全体は システム工学
                  ソフトウェア工学



  要求(問題)

  @
   <要求>
     User ←コミュニケーション技術→ SE
         要求を聞き出す

              VR,AVATER(仮想的現実)でシュミレーションをする


  A仕様書(スペック)聞いたことをきちんと記録する

            記録 =Documentation
                        ↓
            表現{ コトバ →自然言語ではなく技術
                 ↓
               ・形式化
               ・図解
               ・論理図
                に表現する  ⇒アルゴリズム(手順化)

                         流れ図=flouchart
記録担当:筆谷 有加里  投稿日:2010年 4月29日(木)22時23分9秒  
 
  〜講義記録〜

●システム

 システム:「全体」として共通の「目的(=問題)」を持っているもの

●システム構造

 システム構造:@階層構造のあること
        A結合関係
        B入力・処理・出力の処理過程

 ※構造(structure)→階層関係

●ブラックボックス

 ブラックボックス:@入力・処理・出力のシステム構造のシステムの要素の機能を決めて           いく時に使う方法。
          A処理などの要素を箱(ボックス)としてとらえ、まず暗く不明の箱に           しておき、前後の入力と出力をおさえるだけにしておくこと。


●システム工学(技術)

 ソフトウェア工学では、
 ソフトウェアの製品寿命のことを「ソフトウェア・ライフサイクル」と呼ぶ。

 ☆「ソフトウェア・ライフサイクル」の成長段階

   @設計 第一段階 「要求の段階」:要求仕様書(=スペック、specification)とし                    てまとめる段階
       第二段階 「設計の段階」:設計を行う段階
       第三段階 「コード生成(coding)の段階」:製造を行う段階
             ※コード=プログラムコード:プログラム言語のコード(記号)                           のこと

   A開発 第四段階 「検査の段階」  ※デバッグ(debug):プログラムの間違い(虫)                              を検査すること
              ↓
            ソフトウェアの完成
       第五段階 「運用の段階」:利用者によってソフトウェアを使用する段階

●要求定義

 要求定義:@「何を(what)やってほしいか」を明らかにすること
      Aコミュニケーション技術が必要
      B要求仕様書の作成が重要(自然言語ではなくFlow Chartなどで図解する)
       ※VR Virtual Reality:仮想的現実
        AVATAR:化身、分身       →コンピュータの中に
                                                        入っていくことができる

●感想
 内容をまとめるのが難しかったです。
  でも、良い復習になりました。
  授業は難しいですがついていけるように頑張りたいです。
 

記録担当:新谷幸子  投稿日:2010年 4月28日(水)23時25分2秒

 
 
 
<システム思考について>プリント122ページ

   入力 → 処理 → 出力
           ↑
         目的
       (最初から明らかでなくて良い。) = ブラックボックス

 ・システムはある要素のグループに分けられてサブシステムを構成する。このような階級関係をシステム構造という。

<ソフトウェア工学について>プリント124ページ

 ・要求定義

   User  →  SE(system engineer)
   要求        @コミュニケーション技術←聞き出す能力
             A仕様書(スペック)←まとめる能力       が必要。

 ・仕様書は自然言語で表しても役に立たないので、形式化する。(図解・論理図)
  この図をFlow Chartという。

<VRについて>

 モデル(模型)を見てもわからない場合は、シミュレーションを行う。
 このことをVR(ヴァーチャル・リアリティ)という。

<感想>
 なんだか建築の話などが出てきて興味深かったです。でも情報システムをきちんと理解するにはたくさん時間がかかるだろうなと思いました。これが理解できないと後期大変そうなので頑張ります。

 


 

4月14日の講義

 記録担当:新井景介  投稿日:2010年 4月14日(水)23時36分12秒
 
 
  情報システム
           システム


入力             処理                 出力

データ    →      情報処理、変換    →        情報
プログラム、手順                           ↓

                                   ↓

  ↑        ←         ←             ←
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例えるならば、入力と出力は材料であり、
       処理はモノを作る工場である。



処理の部分を詳しく


     処理装置



        CPU(エンジン)≒マイクロプロセッサ………主にintelが作っている。


                  ↓


            内部メモリ
メモリ  ・ROM    (Read Only Memory)
 ・RAM    (Read Access Memory)




※内部メモリはデータを一時的に記憶する(主記憶装置)のに対し外部メモリはデータを長期的に保存する(補助記憶装置)


 CPUはコンピューターの中枢部分で人間でいえば頭脳にあたる。中身はOS,Dosなどがある。





本 蔵書

   →

         入力                       処理                        出力


       データ、書誌                    主題分析(目録、分類)                書誌、情報


                                                              ↓



                                                              ↓


  ↑          ←  ←    ←      ←
              手順、アルゴリズム
                      ………目録、規則

                                    プログラム





感想
最初の授業だったので程よい緊張感の中授業を聞くことができました。内容はある程度具体的で比較的わかりやすかったです。
授業で少し触れたROMやRAMについて個人的に調べてみたいです。
これから授業の内容が難しくなっていくようですが、しっかり耳を傾けてついていきたいです。
 

記録担当:桑月 苑  投稿日:2010年 4月15日(木)11時17分12秒

 
 
    ◆情報システムとは…?

   入力→処理→出力
    ↑     ↓   }=モデル
      ←← ←←
    フィードバック

  ・手順=アルゴリズム



 ◆処理
  Central Processing Unit:中央演算装置

  CPU(エンジン) ≒ マイクロプロセッサー ※Intel
     |
    Memory { ROM … Read Only Memory
                 RAM … Random Access Memory

    ・OS=コンピューターの要
     コンピューターシステム全体を管理するソフトウェアのこと。
     Microsoft社のWindowsなどがよく使われている。

  ・Inter face=人間にとって使い易くする

 ◆感想
   なかなか理解するのが大変で、自分でいろいろ調べてみないと
  分かりませんでした。
   今まで学んだことの発展なので、去年の復習も進めながらこれ
  からの授業に臨んでいきたいです。