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2011年4月11日(月) 19:27 |
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民主党、地方議会で大きく躍進ならず
今回の選挙は、政権交代後、初の統一地方選挙でしたが、民主は地方議会で大きく躍進するにはいたりませんでした。 また岡山市の政令市移行で4つの区に分かれての投票となったことで、大きく影響を受けた候補もいたようです。
岡山県議選で、民主党はこれまでの4議席から5議席と1議席増やしました。 しかし、公認候補として擁立した現職3人、新人7人のうち、現職は1席減らして2人に、新人は当選3人に留まり、思惑通りの躍進には、至りませんでした。 岡山、香川を見る限り、地方議会では、自民党が、厚い地盤や組織力を見せ付ける形の結果となりました。 また今回から、岡山市の政令市移行に伴い、4つの選挙区に分かれる形となったため、有権者にも候補者にも戸惑いが見られました。 つまり、北区から出馬している議員は、他の区にいる支持者の票を獲得できなくなったのです。 このため、出馬している区に根強い地盤や組織を持つ候補が、選挙戦で有利になった側面もあります。 当選された方が、差し迫った問題でもある景気対策、防災対策などはもちろん、岡山の将来のビジョンをどう示し、行動するのか、個々の議員の今後の取り組みに注目です。
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