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<大阪>橋下知事「他党との連携考える」 |
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(4/12 01:41) |
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10日投開票された統一選の大阪府議選で、橋下知事率いる大阪維新の会が過半数を獲得し、大阪・堺両市議選でも最大会派に躍進しました。ただ、一夜明けて知事は、「ぎりぎりの過半数」と表現し、都構想の実現に向けて、他党との連携を探る考えを示しました。
橋下知事は、「府議選では多くのみなさんから、がんばれという声を頂いたと思いますが、とはいえぎりぎり過半数ですから」「しっかりと他党のみなさんの声を聞いてこれからの勝負になると思いますね」と話しました。維新は定数109の府議選で、民主や自民といった既存政党のベテラン議員らを次々と破って57議席を獲得。戦後初めてとなる単独過半数を達成しました。落選はわずか3人という驚異的な強さでした。一方で、民主は議席を半分以下に減らす惨敗。自民・共産も大きく後退し公明は、府議選では32年ぶりに公認候補が落選しました。大阪市議会でも維新は、過半数に届かなかったものの躍進。堺市議会とあわせて第1党となりました。その堺市の竹山市長は、維新の圧勝を、大震災を引き合いに、「大きな衝撃だ」とコメント。「不謹慎」との批判も上がりそうです。この中で竹山市長は、「府議会の過半数を占めたのは大きな大阪の大震災。府民のマグマが爆発したんじゃないか。プレートがずれた」と話しました。しかし、その後配慮に欠けた発言であったとして撤回しました。朝日放送が朝日新聞と共同で実施した出口調査では、維新は無党派層の多くに加え、自民・民主の支持層からも票を切り崩しています。大阪の市民からは、「維新が意外に伸びた。ああいう予感はしていなかった」「橋下さんが維新の会を宣伝して、みんな宣伝にのっているのでは」「当然の結果だと思います(現状の)関西圏に対するNOの合図ではないか」といった声が聞かれました。橋下知事は今後、大阪都構想の実現に向け、過半数には届かなかった大阪市議会で、公明など他会派に「連携」への協議を呼びかけていくものとみられます。
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