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【プロ野球】

臨時主将の小笠原が勢いつける! 宇部で31球場弾だ!

2011年4月12日 紙面から

臨時主将を務める巨人・小笠原(右)は東野と話しながら笑顔を見せる=ユーピーアールスタジアムで(由木直子撮影)

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 すべての準備は整った。巨人は負傷した阿部に代わって主将に就いた小笠原を中心に、宇部での開幕戦に臨む。巨人が地方球場で開幕を戦うのは初めてで、宇部での試合は1955年の広島戦以来56年ぶり。異例ずくめの船出となる。

 ユーピーアールスタジアムでの前日練習前。小笠原は原監督、選手会長の内海と会見した。「あらゆることが起こった中での開幕。そのことをしっかり心に刻んで、1日1日集中してプレーしたい」。東日本大震災という大惨事を経て迎える開幕戦。臨時キャプテンの肩書が加わり小笠原にかかる期待と責任はより増した。主将の役割を自覚しながらも、自分で無理に抱え込むつもりはない。「1人ではカバーしきれないので。内海さんをはじめみんなで1つの方向を向いていきたい」。9歳下の内海に「さん」付けする軽口を交え、今季のチームスローガン通り「結束」して戦い抜く決意を語った。

 2000安打まで残り11本と迫ったバットに心配はない。最後の実戦だった8日の横浜戦(横浜)では3ランを含む2安打。「良い形で締められた。あとは体調管理だけ」。昨季のヤクルトとの開幕戦は4打数1安打。09年も4打数1安打ながら開幕アーチを放っている。

 宇部で本塁打を放つと31球場目。33球場という現役トップの記録を持つ阪神の金本に肉薄する。宇部の地で37歳の新たな戦いが始まる。 

  (永山陽平)

 

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