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福島第1原発:浪江の累積放射線量14ミリシーベルト超す

福島第1原子力発電所周辺の累積線量結果
福島第1原子力発電所周辺の累積線量結果

 文部科学省は11日、福島県内の先月23日から10日までの累積放射線量が、福島第1原発から北西約30キロの浪江町の国道399号沿いで14.48ミリシーベルトになったと発表した。

 都道府県に設置するモニタリングポスト(自動観測局)は、福島県で11日午後2時時点の1時間当たりの大気中放射線量が通常値を超える2.1マイクロシーベルトとなり、他の6都県でも同日午後5時時点の線量が通常値を超えた。原発から20~60キロ離れた福島県内54カ所の屋外で11日午前6時~午後4時6分にかけて実施したモニタリングカー調査では、1時間当たりの大気中放射線量は0.1~53.5マイクロシーベルトだった。【篠原成行】

毎日新聞 2011年4月12日 0時46分(最終更新 4月12日 1時04分)

 

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