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自分の状況や都合で、産もうと思えばいつでも産めるはず――。それは大きな誤解! 初潮を迎え、妊娠せずに15年、20年も経った子宮と卵巣は、日々疲れがたまっている。いざ、というそのときのため、毎日の自分整備と安心のプロ整備を今すぐ始めよう。
「自分は大丈夫だろう」という根拠のない自信が危険のもと。婦人科系の病気にかかっている女性は予想以上に多い!
自分の体や生理について知らない女性が多すぎる
「年に数人ですが『仕事の都合で、来月妊娠したい』といってくる30代女性がいます。仕事はできても、自分の体について無知な女性が増えているように感じます」と、よしの女性診療所の吉野一枝先生。同じように、アヴェニューウィメンズクリニックの福山千代子先生も「避妊をやめればすぐ授かる、欲しいと思ったら妊娠できる。年代を問わず、そう思っている女性は多い」という。
定期的に婦人科を受診しているなら話は別だが、現在の自分の体を把握しないまま、いつでも妊娠可能だと思っていたら大間違い。
「仕事や人間関係のストレス、生活習慣の乱れ、血行不良などを含む体の冷えなどから、子宮にトラブルを抱えている女性は思っている以上に多いのです」(福山先生)。「生理不順、生理痛など、体はSOSを発信しているのに、いつものことだからと放置していませんか? 子どもを産むための機能である生理にトラブルが発生していながら、欲しいと思ったときにすぐ妊娠できると考えるのはおかしいですよね」(吉野先生)
では、いつでも産める体でいるために、今、やるべきこととは?
「普段の生活を見直し、子宮と卵巣をいい環境に整えること。きちんと排卵が起きているか、ホルモンバランスを確認できる基礎体温をつけるといいですよ」(福山先生)。
「ストレス解消や冷えの改善など自分でできることをした上で、最低でも年に1回は婦人科検診を受けてほしいですね」(吉野先生)
まずは、日々の生活と心構えを改めることからスタート!
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