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関連報道に関する当会の見解

2月8日付 日本経済新聞3面記事「核燃サイクル多難な再始動」について

2006年2月9日
電気事業連合会

2月8日付日本経済新聞3面記事「核燃サイクル多難な再始動」最終段落においては、「プルサーマルが十六-十八基体制になっても使い切れない」との記述があり、「使い切れない余剰プルトニウムが存在する」という誤解につながるものとなっています。事実関係は次の通りです。

 

1.わが国は使途の不明な余剰プルトニウムを持たないことを国際的に約束しておりますが、「余剰か否か」をめぐる議論は、一般に再処理して分離抽出された後のプルトニウムについてのものです。(なお、使用済み燃料を原子炉から取り出した後、将来リサイクルできる燃料として一定期間保存しておくことは、昨年閣議決定された原子力政策大綱においても、「核燃料サイクル全体の運営に柔軟性を付与する手段として重要」として意義が認められているところです。)

2.六ヶ所で再処理され抽出されるプルトニウム(約4トン強)については、16基から18基のプルサーマル(約6トン程度利用予定)で十分に消費することができます。

以上

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