人気アイドルグループ「AKB48」などによるチャリティーライブ「アノヒヲワスレナイ神戸2011」(神戸新聞社主催)が11日、神戸市中央区のワールド記念ホールであった。市民活動に役立てるため収益の一部、200万円が神戸市に寄付されたほか、出演者らが東日本大震災の義援金を集めた。
阪神・淡路大震災を風化させず教訓を伝えるイベントとしてAKBや姉妹グループ「NMB48」などが出演を決めていたが、3月11日に起きた東日本大震災を受け、義援金も募ることになった。
贈呈式ではAKBの秋元才加さん、大島優子さんら出演者が、矢田立郎・神戸市長と神戸新聞厚生事業団の松岡克博理事長に目録を手渡した。AKBは既に5億円の義援金提供を発表しており、大島さんは「日本が今一つになっている。前に進まなくちゃと思います」、秋元さんは「人間の底力を神戸の人たちから感じる。自分たちにできることを考えていきます」と話していた。
(直江 純)
(2011/04/11 21:40)
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