2011年03月01日(火) 09時00分01秒
閉塞感を打ち破ろう!
テーマ:街頭演説
兵庫県議会議員の報酬は、財政状況の悪化により、2008年度以降月額10%カットされ、年収1,422万円である。
その結果、都道府県議会で、上位8番目の高給である。
現職の県議会議員は、後援会関係者の慶弔費や議員同士の会合、国会議員の政治資金パーティー会費などの交際費や生活費に、この1,422万円を使うのである。
本来、議員の調査研究に必要な経費に充てられるはずの毎月議員個人30万円、各会派で議員1人につき20万円が交付される政務調査費で、県政報告会など政治活動費用を捻出しているのが実態である。
使途の不透明さなどから、第2の議員報酬として批判を受けているのが、政務調査費であり、前回の統一地方選を翌年に控えた2006年には、飲食や慶弔費に使われるなど不適切な使途が各地で発覚し、領収書の添付義務などの見直しに繋がったかに見えたものの、兵庫県でも車のローンの支払いに充てたなどとして、県警が議員3人を詐欺などの疑いで書類送検したが、いずれも不起訴処分となり、この事件を受けて、前回改選後の2007年6月から、1件5万円以上の領収書添付が条例で義務付けられたにすぎないのである。
2006年度に369万円だった政務調査費の年間返還額が、2007~2009年度は11~14倍に膨れ上がり、ムダ遣いの抑止に一定の効果が表れたかに見えた。
にも拘らず、領収書添付の基準額が1件5万円以上と高いために、添付する割合は、年間総支出額である約5億円の約23%にすぎないのである。領収書の必要のない5万円以下の支出、即ち使途が明らかにされていない額は、2007年度で約3億円、2008年度も2009年度も、ともに約3億8千万円にも膨れ上ったのである。
そのうえ、現職の西宮市議会議員で、民主党公認の兵庫県議会議員選挙候補者が、政務調査費での漫画と旅行雑誌の購入に続き、政務調査費でバック代金を請求するなど、その腐敗は、西宮市議会から兵庫県議会に蔓延しつつあるのである。
政務調査費の透明化は、現職の県議会議員にとって、ブラックボックスをこじ開けられるようなものであり、簡単には応じないため、実際に、兵庫県議会でも、5万円という基準の適否を問う意見が噴出し、最大会派である自民党の抵抗などで見直しは先送りされ続けてきた。各地の議会の動向を見ながら、ようやく2010年10月の定例会で条例を改正し、1円以上へ引き下げられたものの、適用されるのは、兵庫県議会議員選挙が終わった後の2011年6月からであり、現職の県議会議員は、またも先送りしたのである。
2010年度における、兵庫県議会の年間予算は約27億円であり、そのうち議員報酬と政務調査費が約19億円と、全体の70%を占め、残る部分にも無駄や不透明な支出が隠れていると言われるのである。委員会単位で行われ、1人10万~15万円はかかるという県外視察や、議員の交通費に当たる費用弁償は、小幅な修正にとどまり、存廃を問う議論には広がっていないのが、兵庫県議会の現状である。
さらに、兵庫県議会は、この4年間の知事提案の議案で修正や否決をせず、議員提案の政策条例を制定せず、議案に対する議員個人の賛否を公開しない「3ない議会」と揶揄されているのである。
私たちが求めているものは、大きな政府でもなければ、小きな政府でもないのであり、元気な兵庫を創り出すために、機能する県議会である。
一生、何もしない兵庫県議会や既存政党を支持し続けるのか、それとも兵庫県や西宮市を変えるチャンスにかけるのか。
私たちの政策で、兵庫県民や西宮市民の暮らしをどのように改善するのか、そこに熱い想いを抱いている。大事なのは、県政を変え、衝撃を与えるというビジョンに突き動かされていることである。
リーダーが現状に満足することはないのであって、よりよい未来が見えているだけに、現実と理想のギャップに、いてもたってもいられず、前へ前へと突き進んでしまう情熱が必要である。これこそ、リーダーシップというのである。
兵庫県議会議員選挙に関するアンケートに、ご協力ください。
最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございます。心から、お礼申し上げます。
兵庫県議会議員選挙 西宮市選挙区
西宮維新の会 推薦
ののむら竜太郎

その結果、都道府県議会で、上位8番目の高給である。
現職の県議会議員は、後援会関係者の慶弔費や議員同士の会合、国会議員の政治資金パーティー会費などの交際費や生活費に、この1,422万円を使うのである。
本来、議員の調査研究に必要な経費に充てられるはずの毎月議員個人30万円、各会派で議員1人につき20万円が交付される政務調査費で、県政報告会など政治活動費用を捻出しているのが実態である。
使途の不透明さなどから、第2の議員報酬として批判を受けているのが、政務調査費であり、前回の統一地方選を翌年に控えた2006年には、飲食や慶弔費に使われるなど不適切な使途が各地で発覚し、領収書の添付義務などの見直しに繋がったかに見えたものの、兵庫県でも車のローンの支払いに充てたなどとして、県警が議員3人を詐欺などの疑いで書類送検したが、いずれも不起訴処分となり、この事件を受けて、前回改選後の2007年6月から、1件5万円以上の領収書添付が条例で義務付けられたにすぎないのである。
2006年度に369万円だった政務調査費の年間返還額が、2007~2009年度は11~14倍に膨れ上がり、ムダ遣いの抑止に一定の効果が表れたかに見えた。
にも拘らず、領収書添付の基準額が1件5万円以上と高いために、添付する割合は、年間総支出額である約5億円の約23%にすぎないのである。領収書の必要のない5万円以下の支出、即ち使途が明らかにされていない額は、2007年度で約3億円、2008年度も2009年度も、ともに約3億8千万円にも膨れ上ったのである。
そのうえ、現職の西宮市議会議員で、民主党公認の兵庫県議会議員選挙候補者が、政務調査費での漫画と旅行雑誌の購入に続き、政務調査費でバック代金を請求するなど、その腐敗は、西宮市議会から兵庫県議会に蔓延しつつあるのである。
政務調査費の透明化は、現職の県議会議員にとって、ブラックボックスをこじ開けられるようなものであり、簡単には応じないため、実際に、兵庫県議会でも、5万円という基準の適否を問う意見が噴出し、最大会派である自民党の抵抗などで見直しは先送りされ続けてきた。各地の議会の動向を見ながら、ようやく2010年10月の定例会で条例を改正し、1円以上へ引き下げられたものの、適用されるのは、兵庫県議会議員選挙が終わった後の2011年6月からであり、現職の県議会議員は、またも先送りしたのである。
2010年度における、兵庫県議会の年間予算は約27億円であり、そのうち議員報酬と政務調査費が約19億円と、全体の70%を占め、残る部分にも無駄や不透明な支出が隠れていると言われるのである。委員会単位で行われ、1人10万~15万円はかかるという県外視察や、議員の交通費に当たる費用弁償は、小幅な修正にとどまり、存廃を問う議論には広がっていないのが、兵庫県議会の現状である。
さらに、兵庫県議会は、この4年間の知事提案の議案で修正や否決をせず、議員提案の政策条例を制定せず、議案に対する議員個人の賛否を公開しない「3ない議会」と揶揄されているのである。
私たちが求めているものは、大きな政府でもなければ、小きな政府でもないのであり、元気な兵庫を創り出すために、機能する県議会である。
一生、何もしない兵庫県議会や既存政党を支持し続けるのか、それとも兵庫県や西宮市を変えるチャンスにかけるのか。
私たちの政策で、兵庫県民や西宮市民の暮らしをどのように改善するのか、そこに熱い想いを抱いている。大事なのは、県政を変え、衝撃を与えるというビジョンに突き動かされていることである。
リーダーが現状に満足することはないのであって、よりよい未来が見えているだけに、現実と理想のギャップに、いてもたってもいられず、前へ前へと突き進んでしまう情熱が必要である。これこそ、リーダーシップというのである。
兵庫県議会議員選挙に関するアンケートに、ご協力ください。
最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございます。心から、お礼申し上げます。
兵庫県議会議員選挙 西宮市選挙区
西宮維新の会 推薦
ののむら竜太郎
1 ■無題
何もしない兵庫県議会は支持できません。