3時間半ごと点検、検知すると始動せず
呼気を吹き込んで飲酒を検知するシステム=袋井市東同笠で
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袋井市東同笠の運送会社「アイ・エス・ライン」は、呼気からアルコールを検知するとエンジンが始動できないシステムを全車両26台に取り付けた。県内の運送会社では初めての取り組みという。 (河野貴子)
4月の法令一部改正で運送・旅客事業者に飲酒検知器の使用が義務付けられ、飲酒運転根絶に向けた試みが進んでいる。
アルコールがまったく検知されない場合のみエンジンがかかる。3時間半ごとに再度チェックを促す音声が流れ、乗務員が適正に飲酒検知をしているかどうかは、解析ソフトで分かるという。
大石貴士社長(31)は「以前から点呼時に飲酒チェックをしており、二重チェックができる。自動車を使って事業をしている責任があり、飲酒運転を根絶しなくては」と話した。
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