愚かな発言だ。報いがあるなら、こうした人物に対してではないのか。東日本大震災に対する国際的な支援の輪が広がる中、あまりにも残念だ。
ポンデクスター選手は大震災発生後の12日(同13日)、「神が真珠湾攻撃に対して報いを与えた」と“つぶやき”を書き込んだ。
この発言に対しては抗議の書き込みも寄せられたが、ポンデクスター選手は日本人に対する蔑称を使って「あなたはジャップ?」とさらに“トンデモ発言”を重ねた。
さすがに自分でもまずいと思ったのか、14日(同15日)に「この悲劇の最中に、傷つけたかもしれない人に謝りたい」と述べた。
ポンデクスター選手はオールスター戦に3回出場、昨季の総得点はリーグ1位の有力選手だが、品格は“オールスター級”とはいえないようだ。
また、米コメディーアニメ「ファミリーガイ」の脚本家、アレック・サルキン氏もツイッターに不謹慎な書き込みをしたことが同日、判明した。
サルキン氏は「グーグルで『パールハーバーの死者数』を検索してみて」と記した。大震災の犠牲者数を真珠湾攻撃の死者数とひっかけて“ジョーク”にしようとしたようだ。しかし、大震災をジョークのネタにすることがそもそも間違いな上、戦闘による軍人の戦死者数と自然災害の犠牲者数は全く別物だ。
当然のことながらネット上では非難ごうごう。13日(同14日)に「きのうは犠牲者数が200人だったのが、今日は1万人。心ないつぶやきをして申し訳ない。もう消しました」と謝罪に追い込まれた。