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米女子プロバスケ選手暴言「真珠湾の報い」 (2/2ページ)

2011.3.16 05:03
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米女子プロバスケ選手暴言「真珠湾の報い」

瓦礫の中を救難活動に励むイギリスの救援隊。各国の救援隊の活動が現地で本格的化した =15日午前9時31分、岩手県大船渡市(撮影・頼光和弘)【フォト】

  • 捜索活動に当たる米国の救援隊の隊員ら。1人でも多くの生存者を捜そうと“障壁”に完全武装で臨む=15日午後、岩手県大船渡市
  • 瓦礫の中を懸命に捜索する中国救援隊員ら=15日午前11時28分、岩手県大船渡市

 愚かな発言だ。報いがあるなら、こうした人物に対してではないのか。東日本大震災に対する国際的な支援の輪が広がる中、あまりにも残念だ。

 ポンデクスター選手は大震災発生後の12日(同13日)、「神が真珠湾攻撃に対して報いを与えた」と“つぶやき”を書き込んだ。

 この発言に対しては抗議の書き込みも寄せられたが、ポンデクスター選手は日本人に対する蔑称を使って「あなたはジャップ?」とさらに“トンデモ発言”を重ねた。

 さすがに自分でもまずいと思ったのか、14日(同15日)に「この悲劇の最中に、傷つけたかもしれない人に謝りたい」と述べた。

 ポンデクスター選手はオールスター戦に3回出場、昨季の総得点はリーグ1位の有力選手だが、品格は“オールスター級”とはいえないようだ。

 また、米コメディーアニメ「ファミリーガイ」の脚本家、アレック・サルキン氏もツイッターに不謹慎な書き込みをしたことが同日、判明した。

 サルキン氏は「グーグルで『パールハーバーの死者数』を検索してみて」と記した。大震災の犠牲者数を真珠湾攻撃の死者数とひっかけて“ジョーク”にしようとしたようだ。しかし、大震災をジョークのネタにすることがそもそも間違いな上、戦闘による軍人の戦死者数と自然災害の犠牲者数は全く別物だ。

 当然のことながらネット上では非難ごうごう。13日(同14日)に「きのうは犠牲者数が200人だったのが、今日は1万人。心ないつぶやきをして申し訳ない。もう消しました」と謝罪に追い込まれた。



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