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業界別M&A

葬儀会社のM&A

業種分類

葬儀業界は、業務内容により以下の業種に分類されます。

  • 斎場運営
  • 葬祭互助会
  • 葬儀会社紹介サービス

業界の現況

葬儀業界は、関連サービスも含めると1兆5000億円を超える巨大産業である。また、高齢化の進展を背景に、葬儀件数は増加傾向にあり、国内でも数少ない成長分野である。
一方、不透明な価格体系に対する消費者の不信、インターネット等による葬儀料金の比較サービスの普及、簡素な葬祭を好む消費者ニーズの変化、新規参入を中心とした格安葬儀サービスの増加等により、平均単価は下落傾向にあり、市場規模自体は横ばいとなっている。

近年は、ホテルや鉄道会社に加え、イオンやファミリーマート等の小売大手が葬儀会社の紹介サービスに参入する等、幅広い業種から多数の企業が参入してきており、これらの新規参入会社が業界構造に大きな影響を与えつつある。さらに、農協・生協等が葬祭事業を拡大を進めており、中小葬儀会社の事業環境は厳しさを増している。

国内の葬儀会社は全国で6,500社以上存在するが、その多くが地域に特化した中小の葬儀会社である。燦ホールディングス等の全国展開をしている大手葬儀会社はあるものの、そのシェアは大きくなく、葬儀業界全体としては、多数の会社が乱立する断片的市場となっている。
このような業界構造は、新規参入組の影響により変化しつつあり、経営難に陥った互助会が大手・中堅の葬儀会社に吸収されるなど、業界再編が加速している。

M&Aのメリット

葬儀業界において、M&Aは、売り手・買い手となる企業双方にとって、以下のメリットをもたらすと考えられます。

売り手のメリット

  • 従業員の雇用を維持できる
  • 互助会会員からの前受金を保全できる
  • 創業者利潤を確定できる
  • 有力な葬儀グループの傘下で、安定的・効率的な事業経営ができる

買い手のメリット

  • 業界経験のある人材を一括で確保できる
  • 事業基盤の拡大によりスケールメリットを享受できる
  • 新設が容易でない葬祭施設を取得できる

業界におけるM&A

葬儀会社の業界の過去の主要なM&Aは、以下のとおりです。

時期売り手買い手形態
2008年 第一互助センター
サン・ライフ
営業譲渡
2006年
公善社メモリード
株式譲渡
2006年
タルイ
燦ホールディングス
株式譲渡
2006年フリーダム
ティア
営業譲渡
2006年
洛王セレモニー
エポック・ジャパン
株式譲渡
2005年
葬仙燦ホールディングス
株式譲渡

インテグループでは、多くの上場会社・ファンド等と提携しており、葬儀会社の有力な買い手ネットワークを有しています。

インテグループでは、小規模案件から大規模案件まで幅広く取り扱っていますので、売却・買収をご検討中の方はM&A無料相談からメールして頂くか、03-3287-2727までお気軽にお問合せ下さい。