第17回統一地方選は10日、12都道県知事選や4政令市長選などが投開票され、東京都知事選は前宮崎県知事の東国原英夫氏(53)は再選を決めた石原慎太郎氏(78)に及ばず、落選した。「東京ミラクル」をスローガンに掲げて選挙戦に臨んだが、震災の影響による自粛ムードの中で知名度を生かしきれずに敗北。今後は国政挑戦もうわさされているが、きょう11日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」に生出演し、師匠に直接“指南”を受けることになりそうだ。
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スローガンに掲げた「東京ミラクル」は、石原知事の前に“瞬殺”された。NHKの選挙特番では、午後8時の投票締め切りと同時に、石原知事の4選確実を報道。一報を自宅で見届けた東国原氏は午後8時27分、東京・新宿区の事務所に姿を見せ、支持者80人に「力不足で申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
東日本大震災での電力不足を考慮し、前半戦では選挙カーを自粛し、自転車を多用する選挙戦を展開したが、移動範囲が狭まり、都民への直接アピールが及ばなかった。メディアも軒並み震災関連の報道に終始し、武器である知名度を生かせなかった。
“準備不足”もあった。1月20日の宮崎県知事任期満了からすぐに住民票を都へ移したが、3カ月後の4月20日まで投票権はなし。自らの貴重な1票も生かせなかった。
今後について、東国原氏は「まだ何も決めていないが、タレント活動はしない」と明言を避けたが、一夜明けたきょう、早速「TVタックル」に生出演。師匠のビートたけしに直接、「残念です」と報告するという。今回の出馬に際しても、出馬会見前日にたけしから「何ぐずぐずしてるんだ!」と後押しされただけに、師匠の金言に従う可能性は高い。
選挙前から国政転身のうわさは絶えず、今回の出馬すら、次期衆院選への試金石にするという報道すらあった。この日、本人も「何らかの形で政治にかかわっていきたい」と色気を見せた。支持者からは、若い世代の得票率が高かったことに「次は行けるぞ」との声も上がった。師匠との“公開反省会”で今後の道筋が明かされることになりそうだ。
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