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塩事業センターの備蓄放出は、財務省のアリバイ作り(笑)

2011年03月29日 19時09分17秒 | 社会全般
これは、前に見て「アレ?」って思っていたんだけどさ。

はてなブックマーク - 塩が足りない─財務省が備蓄塩を初めて放出 - Japan Real Time - WSJ


財務省所管の公益法人である「塩事業センター」が塩の備蓄を放出なんて、と思ったわけだ。

曖昧な記憶なのだが、最初の900トン放出というのは、割と早い段階からだったように思う。
全部のチャンネルが同じ災害報道を流していたテレビの、テロップに流れていたのを見た。15〜16日くらいではなかったかな。
「塩の備蓄900トンを放出へ―財務省」みたいなヘッドラインが流れていたように思う。
(福島原発の状況が悪化の一途を辿っていた時期で、ヒヤヒヤしながら大層気を揉んでいたので、深夜でもテレビの速報等を見てしまっていたので、見覚えがあった)

その時思ったのが、「えっ?塩なんて不足してるの?」ということだった。そして、「どうせ、財務省の策略の一環では」ということが、真っ先に頭に浮かんだのだった。

それはどうしてか?

備蓄の放出、というのは、当初騒がれていたのが「ガソリン不足」ということだった。これは経済産業省の管轄の話であり、そのガソリンの備蓄を3日分放出だったか、そういうのが発表された後だった。つまり、財務省は、まるで「右へ倣え」的に備蓄放出を言ったものだったからだ。当時には、塩不足だ、といった報道は目にしていなかった。
それなのに、何故備蓄の放出?
そんなに、需給が逼迫しているのか?
財務省が訝しく思えたから、そのテロップが記憶に残ったのだった。

で、これはきっと、財務省の実績作り、アリバイ作りに利用されているものだろう、と判断したのだった。
この頃から、まさか中国人が塩を買い占めようとしていたとか、ニュースなどにも出ていなかったし。そうしたデマ騒ぎは、後日知った。


そもそも、この塩事業センターには、拙ブログでも因縁がある(笑)。事業仕分け絡みで、である。

”脱官僚”の象徴、「事業仕分け」で財務省一人勝ち(笑)

塩事業センターって、今の時代に「専売公社」みたいな名残なのか何なのか知らんけど、意味あるの?塩が手に入りませんとか、ないだろ?何で財務省なの?一般会計から金を入れたりしてるの?』(再掲)


昨日拙ブログの過去記事を挙げたわけだが、その数日後に書かれた記事がこれだった。んー、まあ、いいけど。
で、今回は、更に追加で6300トンという、7倍増の大量放出ということになった、と。10万トンもあるから、この際放出しておけ、ってことで、「やっぱり塩事業センターはあった方がいいな」という方向に持って行きたいということなのではないのかな、と。


因みに、肝心の塩事業センターの新着は、日本全国的に災害情報を載せてる中で、風土記ですか(笑)。
なんという、平常心!
さすが、財務省所管公益法人である。

塩風土記 - 財団法人塩事業センター


23日の長野県と長崎県の名産品だか名所や史跡だかを更新しているだけで、備蓄放出のプレスリリースも載せてないんだな、これが。
のんびりした財団法人だね。
要するに、財務省の官僚たちが躍起になって「災害特需」に便乗して、実績作りをやったというようなものでは。

直観通りだった、ということなら、それはそれで、笑える。



※※追記(31日21時頃):

塩事業センターのHPを改めて確認したら、拙ブログで記事を書いた後から、どういうわけだか「夜間」にプレスリリースとして、備蓄放出の情報が載せられていました(笑)。
指摘されたことを、官僚とか霞が関の誰かがチェックでもしているんですか?

だって、初回の900トンの放出のことを「(17日時点で)掲載していなかった」のに、うちのブログ記事を書いた途端に、何故か普通の人は業務終了で帰宅しているような時間帯(少なくとも19時以降)に、HP上の情報が更新されてるなんていうのは、滅多にないのではないかな?(笑)

いや、財務省の誰かがウチみたいな弱小オメガブログを読んでくれている、ということなら、それはそれで有難いことですし嬉しいわけですが、慌てて情報更新をするなんていうのが、どことなく笑える、と思ったので。
だって、あまりにわざとらしいんだもの。


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クズがクズを呼び、権力中枢にはクズばかり

2011年03月29日 17時02分16秒 | 俺のそれ
日本という国の劣化、政治や権力の体たらくぶりは、どうして起こるのか、再確認できたわ。

はてなブックマーク - 発信箱:すべて想定されていた=福岡賢正(西部報道部) - 毎日jp(毎日新聞)

まともなことを言う人間、きちんと考えている人間、そういう人たちの意見は、黙殺されてゆくというだけである。
代わって、クズどもとその配下に連なる腐敗した人間どもが中枢にいる限り、彼らの意見だけが重用され、クズどもの勝利となる。

プルサーマルとか、もんじゅとか、そういうのも同じ。
検察や、最高裁がクズどもを呼び寄せる。
クズが偉くなる仕組みになっている、ということらしい。

政治家や、官僚などの役人ばかりではないのだ。
新聞社のようなマスコミや、マスコミ御用聞き学者や文化人もどきのクズどもが、更に集まってくる。
繁栄の宴が、ヤツラのようなクズどもの為に続くわけだ。

クズどもは、権力中枢ないしそれに近いポジションにいるから、次なるクズを連れてくるんだよ。まさに「悪の会員制クラブ」みたいなもんだ。クズどもが担っている限り、日本はダメになる。まともな意見を言う人間たちは、ひっそりと消されてゆくか、権力から遠ざけられる。


そのいい例が、検察不祥事だ。
前田元検事みたいな検事を生む。そういう人間を使いこなし、操縦するクズがいるわけだ。
クズどもの本体は、まだ温存されているだろう。


こういう連中が日本を蝕み、腐敗を進行させたということだ。
その結果が、次々と明らかになってしまった、ということであろうね。


で、クズがクズを隠そうと必死になっている、ということか。


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今日の放射線

2011年03月29日 12時44分51秒 | 俺のそれ
今日の天気予報、というのがテレビでは定番となっているが、今のFukushima原発事故が一段落すると、毎日予報が出されるようになるのかもしれない。

”お天気お姉さん”とは別の、”放射線お姉さん”ないし”放射能おネイさん”が登場するようになるのかもしれない。


「それでは、今日の放射線を○○公園にいる佐藤さんに伝えてもらいましょうー、佐藤さ〜ん?」

「はーい、今朝は○○公園に来ています。今日の風は東京湾方面に強く吹いていますので、湾岸地区の方々はCs(シーエス)の降り注ぎに注意して下さいね。肌を露出していますと、紫外線の影響だけでなく、シーエス微粒子が付着したりしますので、傘をさすことをお勧めしますネ。また、特に注意が必要なのは、××県の方々ですよー。先週から引き続き、▲マイクロシーベルトの放射線が続いていますので、外出は控え目ですお。テヘ。次は、お知らせで〜す」


(スタジオの実演CMに切り替わる)

「この時期、日焼けや放射線が気になりますね。おススメしたいのは、紫外線だけではなく、放射線もカットしてくれる、『テックマント』と『テックカッパ』です。神奈川県の福田さんも気に入ってますよ。
……神奈川県の福田さんの実際の感想が流れる……
さ、この新商品、外出にはとても便利ですよ。是非お試し下さい」

  明日の放射線を考える株式会社「ワニ」の提供でお送りします


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みたいな未来だったら、困るな。

今の状況で、命懸けで闘っている現場の人々がいるというのに、何て不謹慎なんだ!!
というお叱りを受けるかもしれない。こういう冗談を言うな、と。

そうだろうと思う。
だが、日本人は耐性を獲得しなければならない、ということなら、我慢の表現形としては、こうしたパロディっぽい話くらいしかないのではないか。


戦中の、「兵隊さんたちがお国の為に戦ってくれているというのに、銃後を守る人間がこんな〜〜とは、非国民だ!!」的な発想ならば、やはり「何て不謹慎なんだ」と叫び、異端者として徹底批判し迫害するのも理解できるというものだ。


恐るべき未来、というのが待っているなら、それを回避してほしいと願う気持ちは同じだ。


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