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【芸能・社会】海老蔵7月復帰 松竹が電撃発表2011年4月11日 紙面から 昨年11月に飲食店で殴られるなどしてけがを負い、無期限謹慎中だった歌舞伎俳優、市川海老蔵(33)が、7月に舞台復帰することが10日、松竹から発表された。復帰舞台は新橋演舞場(東京・東銀座)の「七月大歌舞伎」。また、事件前に撮影を終えていた主演時代劇映画「一命」(三池崇史監督)も、10月公開が決まった。 松竹は、海老蔵の復帰について「本人が深く反省していることに加え、3月末に(傷害罪で一審判決を受けた)伊藤リオン被告が控訴を取り下げたと聞き、決着がついたと判断した。これを機に、復帰の環境は整った」と説明。「なにとぞ温かくお見守りくださいますようお願い申し上げます」としている。 「七月大歌舞伎」は、現時点では演目も他の出演者も未定のため、海老蔵が復帰の晴れ舞台で何を演じることになるかは不明。 映画「一命」は、1958年に発表された滝口康彦「異聞浪人記」が原作。62年には仲代達矢の主演のもと、「切腹」のタイトルで映画化されており、63年のカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞するなど、高い評価を受けた。 今回の「一命」は、三池監督が時代劇として初の3D作品に挑んだ意欲作で、“一命”をかけた人間ドラマが展開する。海老蔵には「出口のない海」(06年)以来、5年ぶりの主演作となる。 東京地裁は3月14日、伊藤被告に懲役1年4月の判決を言い渡した。判決によると、伊藤被告は昨年11月25日、東京・西麻布の飲食店で海老蔵の顔を拳で殴るなどして約2カ月のけがを負わせた。 海老蔵について、松竹は事件後「公演への出演を、期限を定めずに見合わせる」と謹慎させていた。出演予定だった正月公演「初春花形歌舞伎」が中止されるなど、歌舞伎名門の御曹司による前代未聞の不祥事として昨年末の話題をさらった。 一方、今年に入り、妻のフリーキャスター小林麻央(28)の妊娠が明らかとなり、ちょうど7月に出産の予定。また海老蔵夫妻が挙式したのは昨年の7月だった。 PR情報
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