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【大リーグ】

イチローの“奇襲”実らず6連敗…

2011年4月11日 紙面から

インディアンス戦の7回、バント安打を試みるマリナーズのイチロー=セーフコ・フィールド(共同)

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 【シアトル=秋野未知、ジョン・ヒッキー】気温12度と肌寒かったホーム第2戦でも、勝てなかった。マリナーズは好調インディアンスに1−2で惜敗し、まさかの6連敗。「開幕8戦2勝6敗」は101敗を喫した昨年と同じと、何とも不吉だ。4打数1安打だったイチロー外野手(37)は「ミスは直さないといけないが、前を向かなければ。(終わったことを)振り返りたくない」と胸の内をはき出した。

 イチローが同点機で見せた意表を突くプレーは、実らなかった。0−2の7回。ソーンダースの適時打で1点を奪い、なおも2死一、三塁。“イチロー・コール”の大歓声の中、2ボール1ストライクからの3球目で、ドラッグバントだ。ところが、少し当たりが強すぎたか、左腕R・ペレスが三塁寄りに転がった打球を捕球し、一塁へ力いっぱいのストライク送球。全力疾走の51番がアウトになった瞬間、ため息がスタジアムを包み込んだ。決まっていれば、流れを引き寄せた可能性は高いが…。

 ウェッジ監督は「あれも彼の野球の一部だ」ととがめず、イチローは「説明はいらないんじゃないですか」とだけ言うと、それ以上話すことはなかった。

 

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