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【プロ野球】

原監督 中日を意識 オープンで最終調整

2011年4月11日 紙面から

 何も隠さない。すべてを見せる。巨人が10日、ジャイアンツ球場で全体練習を行った。ヤクルトとの開幕戦(宇部)に向けた最終調整を“公開”した原辰徳監督(52)は「本当はみんなを(外に)出したかったけど開かれたジャイアンツですからね」とニヤリ。9日に報道陣をシャットアウトして練習した落合竜を意識したコメントで余裕を漂わせた。

 主将の阿部が負傷離脱したがビクともしない。11日の宇部への移動を控え、十分な練習を積めるのはこの日が最後。室内練習場では報道陣注視の中でサインプレーの確認や、開幕投手に内定している東野ら投手陣の調整などを行った。

 屋外に場所を移して行われたシート打撃では、星野や須永ら4人の左腕が開幕戦での対戦が予想される“仮想石川”として登板。坂本や小笠原ら主力組は快音を響かせた。「総ざらい? まあ、そうでしょう。高まるもの(気持ち)も出てきたし、開幕を迎える準備はしっかり整いました」。すべての練習を静かに見守った原監督も満足そうな笑み。阿部の離脱は痛いが、打つ方はベテラン高橋が5番に座り、守備では鶴岡と加藤が穴を埋める。戦力ダウンを最小限に抑える計算が立っている。原巨人の総力を結集して開幕ダッシュをかける。 (井上学)

 

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