◇全日本プロレス チャンピオン・カーニバル
▽第3戦▽10日▽東京・後楽園ホール▽6試合▽観衆1700人
同世代の初対決として話題を呼んだ新日本の永田裕志(41)と船木誠勝(41)の異色の一戦は、キックと関節技の応酬の末、船木が13分7秒に右ハイキックを顔面に決め、フォール勝ち。昨年準優勝の意地を見せ、永田の開幕3連勝を阻止した。
敗れた永田は「(キックを浴びた瞬間は)何が起こったのか不思議な感覚だった。こんな負け方はミルコ・クロコップ戦(01年、PRIDE)以来かな」と苦笑い。勝ち点は4のままだが、それでもAブロックでは諏訪魔、船木、大森隆男と並んで首位タイだ。
Bブロックでは、ノアの秋山準が新鋭・真田聖也をねじ伏せ、勝ち点7で単独トップに立った。 (門馬忠雄)
この記事を印刷する