新日本プロレスの真壁刀義が廿日市市の児童養護施設「光の園」を訪問し、同施設の子どもたちと交流した。
質問コーナーでは、子どもから「つらかったことは何ですか」と質問され「プロの世界は厳しいです。でも夢を持ってやってきて、去年チャンピオンになれた。試練は乗り越えられる人にしかやってきません。乗り越えて強くなって下さい」と力説。子どもたちから拍手を受けた。また子どもたちにスポーツ用具などをプレゼントした。
真壁は自ら提案し、施設訪問などの社会貢献活動を積極的に行っている。その思いをより強くしたのが、東日本大震災だった。父方の実家が福島県いわき市にあり、親族も多くいた。全員無事だったが、現在は神奈川県の真壁の実家に避難しているという。
「東北にも何度も行ったことがあるし、本当に身近なところでも被害があった」。それだけに何かしたいという思いは強い。「プロレスラーだからこそできることがある」と話した。
現在、新日本プロレスの試合会場で募金箱を設置するなどして、被災者支援に協力している。真壁自身も被災者支援、社会貢献を続けていくつもりだ。「今は国が一つになる時だと思う」と訴えた。
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