巨人は10日、ジャイアンツ球場で全体練習を行い、シーズンを見据えて苦手の左投手対策に着手した。
珍しい光景だった。全体練習の最後に行われたシート打撃。打撃投手ではなく現役左投手が次々とマウンドに上がった。2軍から呼ばれた須永、星野、育成選手の宮本と岸の左腕4人。打線は1番・坂本、3番・小笠原、4番・ラミレスとスタメンを想定した打順を組み、左投手の生きたボールを打ち込んだ。
紛れもなくサウスポーを意識した練習だった。「ピッチャーのボールを見ておきたいということもあった。(公式戦では)左ピッチャー(との対戦)が多くなることも予想される」と岡崎ヘッドコーチ。3・12開幕戦での対決が濃厚なヤクルトの左腕、石川対策だけではない。
岡崎ヘッドは「(阪神の)能見、岩田。(ヤクルトの)村中。(中日の)チェンもいる」とセの左投手の名前をズラリと挙げて警戒した。昨季は阪神・能見に0勝3敗と苦戦した経緯もあり、苦手意識を克服するためにも開幕前に目慣らしをしたわけだ。
目前に迫った開幕に向けて原監督は「高ぶるものが出てきた。開幕をしっかり迎える準備ができた」と手応えもつかんだ様子。まずは開幕戦でヤクルトの石川を打ち崩してスタートダッシュの足がかりにする。
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