(CNN) カリブ海のハイチで2010年1月に発生したマグニチュード(M)7.0の地震で、国連は8日、国際社会の公的機関などが約束した復興資金のうちこれまで実際に支払われたのは37.2%分に過ぎないとの報告書を発表した。
国連によると、地震で壊滅的な被害を受けたハイチに約束された復興資金は昨年と今年これまでの期間で46億米ドルに達したが、既に支払われたのは17億1000万ドル。支払いが保証されたのは15億8000万ドルとなっている。
国連が示した金額には、人道支援活動や債務免除分、民間団体などが拠出を表明した資金は含まれていない。