石原都知事大差4選、民主「対決型」全敗
読売新聞 4月11日(月)2時53分配信
第17回統一地方選の前半戦は10日、東京都など12知事選と4政令市長選、41道府県議選と15政令市議選の投開票が行われた。
東日本大震災を受けた地域防災や危機対応が焦点になる中、国政での与野党対決型となった東京、北海道、三重の3知事選は、いずれも自民党が支援する候補が民主党系候補を破った。
民主党は道府県議選でも低迷し、菅政権の求心力がさらに弱まるのは必至だ。既存政党への批判を繰り返した地域政党「大阪維新の会」は大阪府議会で過半数を確保して第1党を維持。大阪、堺両市議会でも第1党の座を獲得した。
自民党が実質支援した石原慎太郎氏(78)は、大差で東京都知事4選を決めた10日夜、「東京の防災都市としての能力を高め、安心して暮らしたいという都民の期待をかなえる努力をしなくてはならない」と述べた。
北海道は自民党推薦の高橋はるみ氏(57)が女性知事としては初の3選を果たした。三重県でも自民党などが推薦する鈴木英敬氏(36)が、民主党推薦候補に競り勝ち、全国最年少の知事となることが決まった。
民主党は与野党対決型では「3戦全敗」となり、岡田幹事長ら執行部への批判が強まりそうだ。
神奈川は元テレビキャスターの黒岩祐治氏(56)、福岡は元内閣広報官の小川洋氏(61)が、いずれも与野党相乗りで初当選。原子力発電所の是非などが争点になった原発立地自治体では、北海道と福井、島根、佐賀県のいずれも原発容認派の現職が制した。今回行われた12知事選で、現職候補の9人全員が勝利した。
政令市長選は、与野党対決型の札幌で民主党などが推薦する現職の上田文雄氏(62)が当選。広島は自民、公明両党が推薦した松井一実氏(58)が、民主党県連などが支援した候補に競り勝った。静岡は、自民党推薦の田辺信宏氏(49)が、地域政党「減税日本」の公認候補を破った。
今回、震災で岩手県知事選と岩手、宮城、福島の3県議選、仙台市議選が延期される一方、延期が認められなかった千葉県浦安市が県議選の選挙業務を拒否し、同市選挙区の当選者が決まらない異例の事態となった。
東日本大震災を受けた地域防災や危機対応が焦点になる中、国政での与野党対決型となった東京、北海道、三重の3知事選は、いずれも自民党が支援する候補が民主党系候補を破った。
民主党は道府県議選でも低迷し、菅政権の求心力がさらに弱まるのは必至だ。既存政党への批判を繰り返した地域政党「大阪維新の会」は大阪府議会で過半数を確保して第1党を維持。大阪、堺両市議会でも第1党の座を獲得した。
自民党が実質支援した石原慎太郎氏(78)は、大差で東京都知事4選を決めた10日夜、「東京の防災都市としての能力を高め、安心して暮らしたいという都民の期待をかなえる努力をしなくてはならない」と述べた。
北海道は自民党推薦の高橋はるみ氏(57)が女性知事としては初の3選を果たした。三重県でも自民党などが推薦する鈴木英敬氏(36)が、民主党推薦候補に競り勝ち、全国最年少の知事となることが決まった。
民主党は与野党対決型では「3戦全敗」となり、岡田幹事長ら執行部への批判が強まりそうだ。
神奈川は元テレビキャスターの黒岩祐治氏(56)、福岡は元内閣広報官の小川洋氏(61)が、いずれも与野党相乗りで初当選。原子力発電所の是非などが争点になった原発立地自治体では、北海道と福井、島根、佐賀県のいずれも原発容認派の現職が制した。今回行われた12知事選で、現職候補の9人全員が勝利した。
政令市長選は、与野党対決型の札幌で民主党などが推薦する現職の上田文雄氏(62)が当選。広島は自民、公明両党が推薦した松井一実氏(58)が、民主党県連などが支援した候補に競り勝った。静岡は、自民党推薦の田辺信宏氏(49)が、地域政党「減税日本」の公認候補を破った。
今回、震災で岩手県知事選と岩手、宮城、福島の3県議選、仙台市議選が延期される一方、延期が認められなかった千葉県浦安市が県議選の選挙業務を拒否し、同市選挙区の当選者が決まらない異例の事態となった。
最終更新:4月11日(月)2時53分
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