石原氏一問一答「日本の電力消費は奇形」
産経新聞 4月10日(日)23時31分配信
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当選した石原慎太郎東京都知事=10日午後、東京・南青山(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞) |
−−有権者が期待していると感じていることは
「東京の今の力の維持。完全な防災都市をつくりあげる」
−−選挙より公務優先だった
「(震災は)国難。電力の制限をはじめ、福島県の原発の危機的状況もある。日本の電力消費は奇形といえ、パチンコや自動販売機を考え直すべき。自動販売機は便利かもしれないが、自分の家で冷やせばよい。文明か文化か知らんが、政府はきちっと政令を出すべき。担当大臣が報道陣をたくさん引き連れてニコニコやってる場合じゃない」
−−防災では何をやる
「福田内閣のときに、財務省が法人事業税の分割基準を変更した。これにより大きな予算が取られたが、それをとりかえし、東京をさらにしっかりしたい」
−−被災地支援は
「要望があれば何でもやる。なくてもやる」
−−電力が不足が予想される。原子力に対する見識は
「これは非常に大事な問題。全部否定したら大変なことになる。大事な命題だと思う」
−−(原子力に関して)どういうリーダーシップを取るか。
「冷静に対処する必要がある。原子力を全面的には肯定しないが、努力すべきだ」
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最終更新:4月10日(日)23時31分
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