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対決型の3知事選 民主が全敗

4月10日 23時56分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

4年に1度の統一地方選挙の前半戦で、新たに三重県知事選挙で、自民党など推薦した無所属で新人の鈴木英敬氏の当選が確実となり、民主党と自民党の「対決型」となった3つの知事選挙は、いずれも民主党が推した候補が敗れる結果となりました。また、大阪府の橋下知事が代表を務める地域政党・大阪維新の会は、大阪府議会で過半数の議席を獲得することが確実になったほか、大阪市議会でも第1党となることが確実となりました。

10日に投票が行われた統一地方選挙の前半戦は、各地で開票作業が進んでおり、新たに、三重県知事選挙で、▽自民党など推薦した無所属で新人の鈴木英敬氏が、民主党が推薦した新人候補を抑えて、鈴木氏の当選が確実になりました。この結果、民主党と自民党の「対決型」となった3つの知事選挙では、三重県知事選挙に加え、東京都知事選挙と北海道知事選挙とともに自民党が推す候補が当選または当選確実となり、民主党が推した候補が、いずれも敗れる結果となりました。一方、政令指定都市の4つの市長選挙では、新たに、静岡市長選挙で、無所属の新人で自民党が推薦する田辺信宏氏の初めての当選が確実になりました。また、民主党と自民党の「対決型」となった2つの選挙では、札幌市長選挙で、民主党が推した現職の当選が確実になった一方、広島市長選挙では、自民党が推した新人の当選が確実になり、民主党、自民党、双方の1勝1敗となりました。このほか、41の道府県議会議員選挙と、15の政令指定都市の市議会議員選挙も、開票が進んでいます。このうち、大阪府議会議員選挙と大阪市議会議員選挙では、橋下知事が代表を務める地域政党・大阪維新の会が、大阪府議会で過半数の議席を獲得することが確実になったほか、大阪市議会でも第1党となることが確実となりました。