呉市の音戸瀬戸で第２音戸大橋（仮称、全長４９２メートル）のアーチ部分が24日、架けられる。橋は警固屋地区と音戸町を結ぶバイパス道路の一部で、渋滞解消が期待されており、２０１３年春に開通する予定。

　第２大橋は音戸大橋の北約３５０メートルに架かる。アーチ部分は全長２８０メートルで、アーチ橋としては国内４番目の長さとなる。

　架設工事が予定される24日午前５時半から午後２時半までの間、音戸瀬戸の航行は禁止される。瀬戸内海汽船（広島市南区）によると、この日の広島港―呉港―松山観光港のフェリーは１便減り、５便は呉港―松山観光港だけの運航となる。高速船は２便減り、架設中は呉港に寄らない。

　音戸大橋から音戸町坪井方面にかけての県道の一部も同日午前５〜６時、通行止めとなる。