イラン人ボランティアら、被災者にケバブ3000食振る舞う
[釜石(岩手県) 3日 ロイター] 東日本大震災の被災者約16万人が依然として避難所生活を送る中、炊き出しなどの支援を行うボランティアらの活動が活発化。外国人ボランティアも積極的に支援参加している。
岩手県釜石市では、東京在住のイラン人ボランティアら約30人が中東などで食される肉料理ケバブを用意。ケバブ約3000食に加え、チキンスープが振る舞われた。
発起人のマルダニ・モハマドさんは、「ここの避難所ではめったに温かい食べ物が食べられない。だから、さまざまな種類の肉や野菜を用いた温かい料理を提供しに来た」と話した。イランは2003年に南東部で地震に見舞われ、約3万人が命を落とした。
避難所生活を続ける32歳の男性は、「ケバブという食べ物は今まで食べたことがなかったので、ここで食べることができて、とてもうれしい」と笑顔を見せた。
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ミシュランシェフが仏料理の「炊き出し」
福島第1原子力発電所の事故による避難者が多く身を寄せる福島県郡山市の避難所では6日、仏ミシュランガイドの格付けで星を獲得した有名シェフが、フランス料理を振る舞った。 記事の全文 | ビデオ