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【大相撲】

八百長問題 あす結論 星風&蒼国来

2011年4月10日 紙面から

 八百長問題の特別調査委員会(座長・伊藤滋早大特命教授)が9日、東京・両国国技館で開かれ、幕内蒼国来(27)=荒汐=と十両星風(27)=尾車=の八百長関与を協議した。発表はなかったが、2人ともクロ認定したとみられる。日本相撲協会は11日に両国国技館で開く臨時理事会に2人とその師匠を呼んで弁明の機会を与え、処分を通達する。本人には「引退勧告」、師匠には「降格」処分が下されそうだ。

 関係者によると、特別調査委は23人の関与を認定した1日以降、2人からあらためて聞き取り調査を実施。前竹縄親方(元幕内春日錦)らからの証言も重ね、8日までに関与認定の方針を固めたとされる。

 蒼国来が所属する東京都中央区の荒汐部屋では、おかみさんが対応。インターホンで「11日の理事会に呼ばれている。師匠は弁護士と相談している」と話した。また、尾車部屋では星風の師匠・尾車親方(元大関琴風)が11日の理事会について「まだ何も聞いていない」と説明した。

 力士に対する調査はこれで終了し、八百長問題に関する調査は4月中をめどとしている携帯電話の解析を待って終了する予定。

 

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