険しい表情で攻撃の指示を出すストイコビッチ監督(右手前)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで
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名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチ監督(46)が9日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで攻撃の戦術を再徹底した。6日のアジア・チャンピオンズリーグ、FCソウル戦(瑞穂陸)で1−1の引き分けに終わった反省を踏まえ、ツートップを起点にした攻撃を徹底した。
「グラウンダーのパスを出せ」「簡単にボールを失うな」と指揮官からゲキが飛ぶ。
攻撃のパターン練習で、ケネディ、永井のツートップはもちろん、小川、金崎、阿部ら主力選手が次々に個人チェックを受け、プレーの修正を迫られた。
今季は公式戦で1得点が3試合で、1試合は無得点。4試合未勝利の苦境から脱出するためには、アクシデントの失点にも耐えられる2得点を目指し、ストイコビッチ監督は、攻撃のイメージを選手に植え付けた。 (木本邦彦)
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