政治【東日本大震災】のろのろ国会…震災関連立法大幅遅れ+(1/2ページ)(2011.4.8 23:08

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【東日本大震災】
のろのろ国会…震災関連立法大幅遅れ

2011.4.8 23:08 (1/2ページ)

 東日本大震災の被災者支援や復旧復興のための立法措置が遅れている。平成7年の阪神・淡路大震災時には関連法16本のうち3本が1カ月以内に成立、8本が約40日で成立したのに比べ、今回はいまだゼロだ。

 自社さ連立政権のもとで起きた阪神・淡路大震災時にはまず、1カ月後の2月17日に、震災復興の基本理念を定めた5年間の時限立法「震災復興基本方針法」が提出されている。

 同日には震災被害者に対し所得税の減免や徴収猶予を認める国税臨時特例法など2法も成立。「復興基本法」の成立は震災後36日目だったが、今回はまだ、民主党や自民党がそれぞれ「復興ビジョン」の検討を進めている段階だ。

 国会対応の遅れについて、民主党ベテラン議員は「今回は被災地域が格段に広い。原発事故も深刻で目が離せなかった」と釈明する。しかし、生活再建支援金の増額や固定資産税の減免措置などに関しては「政治家が判断さえ下せば、そんなに時間はかからないはずだ」(総務省幹部)と疑問視する声は多い。

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