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第45話 男と男のタイマン勝負!大vs英
《全て捨てたはずなのに、どうして今になって記憶が蘇る…》 「ふ、まさかな。侵入者か。クレニアムモンが造反したか。だがその程度の誤差は修正可能だ。私の計画を邪魔する者は一人残らず排除せよ!!」 防衛システムのクリスタルが赤く光り出し、侵入者に気づいたイグドラシルは防衛システムのクリスタルを散らばせるのだった。 遂にイグドラシルのいる世界樹に辿り着いた大は樹を登り始めようとしますが、トーマが止め、ガオモンが登っていた大とアグモンを地に落とします。 「何しやがる、トーマ」 その時、切れてしまった樹の蔦のようなものの断面が光り輝いているのに気づくアグモン。 「それ、光ケーブルじゃない?」 「思った通りだ。この樹はおそらくデジタルワールドを統括するメインサーバーなんだ」 「兄貴、サーバーって何だ?」 「味噌煮にすると美味いあれだろ」 「それは鯖」 「沢山の情報を管理する電子頭脳のことよ」 「デジタルワールドの全てを司る神・イグドラシルにとって人間は思い通りにならないウイルスのようなものか」 イクトが隠し通路を見つけるが、ガオモンは何か来るのに気づく。 突如現れたのはイグドラシルが散らばせた防衛システムのクリスタルであった。 クリスタルが放つビームは地面を溶かし、放った攻撃もそのままはね返してくる。 「ここは僕達が食い止める。君達は先に行け」 一刻も早くイグドラシルを止めるため、大、淑乃、イクトは先に向かう。 ゴツモンの案内の下、世界樹の中の天上の低い道をを進む大達であったが、ここでもまた防衛システムのクリスタルが現れる。 「また来た!!」 「くっそ、手前等邪魔なんだよ!!」 クリスタルを殴りデジソウルを発生させ、アグモンを進化させようとする大。 「ちょっと待った!!こんな所で進化したら」 「身動きが取れなくなっちゃうでしょ!!」 クリスタルの攻撃を避けながら一先ず隠れることにします。 「大!!大、あそこから上に行けるみたいだ。こいつらは俺達がやっつける。大は先に行け」 「そんなことできるわけねえだろ」 「大の父親、止められるの大しかいない」 「苺ミルフィーユとコーヒーゼリー」←店名まではちょっと解りません。 「はぁ!?」 「それでチャラにしてあげるって言ってんの。でも、これだけは覚えておいて。大門博士を倒したところで人間界とデジタルワールドの衝突をとめられないって事」 「淑乃…」 「行くわよ、イクト」 「おう!!」 淑乃とイクトがここを食い止め、大は振り向かずにイグドラシルのもとへ急ぐ。 《トーマ、淑乃、イクト、死ぬんじゃねえぞ、絶対に!!》 一方、人間界では野口教授が時空の壁を修復する方法を研究していた。 そこにいた薩摩に黒崎からデジモン反応をキャッチしたと連絡が入る。 人間界に現れたのはクレニアムモンだった。 それを見たピヨモンがクレニアムモンを食い止めようと立ち向かう。 「お前も人間に味方するデジモンの一人か。お前の相手をしている暇はない」 成長期では到底敵う相手ではなく、傷つきながらも立ち向かおうとするピヨモンを必死で止める知香だったが、この程度で根をあげたら男が廃ると言うピヨモン。 「だったら私も戦う」 知香の想いのデジソウルの力でデジヴァイスもなしに光に包まれ、ガルダモンに進化し、クレニアムモンに向かう。 大とアグモンはイグドラシルの元に着く。 「父さん、いるんだろ?あんたの息子。大門大がきっちり話を付けに来たぜ」 「ここは神の住む所。お前達が足を踏み入れてよい場所ではないぞ」 「父さん!!教えてくれ、人間界を消し去るって…」 「私にはデジタルワールドを守る義務がある。人間界を消し去るのは当然だ」 「じゃあ、母さんは、知香はどうなっても構わないって言うのかよ!?」 「忘れたのか?この災いを齎したのはお前達人間だということを」 「父さんだって…父さんだって…人間じゃねえか!!」 「世迷言を。我は神ぞ」 「父さん…父さん…本当に変わっちまったのか!?」 大は父から譲り受けたプレートを握り締めながら、昔の英を思い出す。 「だったら、この俺が…俺があんたの目を覚ましてやるだけだ!!」 「言ったはずだ、私は神だと」 自分の父親の目を覚ますため、神を名乗る英に立ち向かう大であったが、イグドラシルの発するオーラの前では跳ね返されてしまう。 「くっそ、拳で語ることすら出来ないって言うのかよ!?畜生…畜生…畜生ぉぉぉぉ!!」 クリスタルと戦うミラージュガオガモンの攻撃ははね返されるも、トーマの指示通り打撃中心の攻撃に変えたことでクリスタルの破壊に成功するミラージュガオガモン。 クリスタルと戦うロゼモンとレイヴモンも背後をとられ、危機に陥るが、イクトのブーメランに助けられる。 人間界に現れたクレニアムモンはガルダモンと戦わず、富士山の山頂で硬直し世界を支えるバンチョーレオモンだった。 「己の命を削ってまで人間界を救おうとするとは馬鹿な奴だ」 「バンチョーレオモンに近づかないで!!」 「我が友・バンチョーレオモンの命が尽きようとしているのだ。見捨てるわけにはいかんだろ」 デジソウルの結晶には既に亀裂が入り、バンチョーレオモンにも限界が訪れていた。 大はイグドラシルに何度も向かっていくも、その度にはね返されてしまう。 「兄貴!!」 「手を出すんじゃねえ!!これは俺と父さんの戦いなんだ。例えこの腕が折れようと、父さんと拳と拳で語り合うまで俺は絶対に諦めねえ!!父さんの背中は大きくて温かいんだ。子どもには父親の背中は超えられねえ。でも俺はその背中に少しでも近づきたくて、近づきたくて、ずっとずっと頑張ってきたんじゃねえかぁぁ!!」 「ふ、目障りだ」 イグドラシルの攻撃によって大は世界樹から落下してしまう。 《信じていたのに…父さん…。母さん…知香、ごめん。俺の拳は父さんには届かなかった…トーマ、淑乃、イクト、俺の負けだ。勝負にすらならなかった。俺、死ぬのか?》 『諦めるな。教えたはずだ、デジソウルは人の想いの力だと。想いの力は人に無限の可能性を与える。デジソウルを燃やせ、お前の中の熱き想いを爆発させるんだ』 再び目覚めた大はデジソウルに包まれ、ミラージュガオガモン、ロゼモンの攻撃に押され、再びイグドラシルへと向かっていく。 大の拳がイグドラシルの顔面にめり込む。 「父さんの声が聞こえた。間違いない、父さんは完全に俺達のことを忘れたわけじゃない。父さんの中にはきっと…あの頃の気持ちがまだ残っているんだ。えでも何でだ!?父さんは俺にデジソウルのことなんて教えてくれたことなんてなかったのに」 「許さんぞ。よくもデジタルワールドの神たる私の肉体に傷を付けてくれたな。もはや許すわけにはいかん」 「父さんには…父さんには…俺の拳は届かなかったのか!?」 「これで最後だ」 「待てぇぇ!!」 大に自ら裁きを下そうとするイグドラシルに、突如現れたバンチョーレオモンの拳が当たる。 「バンチョーレオモン、どうしてここに!?」 「クレニアムモンが私の身代わりになってくれたのだ。そうだ、彼はたった一人で戦っている。デジタルワールドを人間界を救うために」 英に近づこうとする大。 「触ってはならん!!まだ解らないのか!?あれはお前の父親であって父親ではない!!お前の父、大門英はこの私だ!!」 次回、「衝撃!バンチョーレオモンの真実」 この記事のトラックバックURL:
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/sealsoldier/diary/200703050000/f19a5/
MAGI☆さん、ごきげんよ~。
ものっすごいクライマックスですが、最後の一言は衝撃でした。 まさかスグルさんがバンチョーとは。 どんな経緯でこんなことになったのか、早く続きが見たいです。 まあ、バンチョーがスグルさんだったら、以前デジソウルの使い方を詳しく教えてくれたりしてたし、なんだか親子愛を感じてニヤリです。やっぱ家族大好きパパなんだなって安心。(March 7, 2007 15:17:48) ■トラックバック(3)
■デジモンセイバーズ 第45話「男と男のタイマン勝負!大vs英」 兄貴すげぇwやぁ、皆。またか、とか言うのは勘弁して欲しい。だって兄貴がまたやらかしてくれたんだもの。^^;僕らの兄貴に限界なんざ無いさ!さて、今回のスーパー兄貴は、デジモン...(March 5, 2007 16:04:00)
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やっと世界中へ到着!
マサルはさっそく登ろうとするが、トーマとガオモンに突っ込まれる。
世界中の根や蔓は光ケーブルのように張り巡らされ、世界樹はデジタルワールドを管理するメインサーバーである事がわかる。ここでマサルはサーバ...(March 5, 2007 21:48:16)
「男と男のタイマン勝負! 大VS英」 「全て捨てたはずなのに、どう(March 7, 2007 15:19:06)
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