2011年4月10日(日)

国士大との練習試合で後半４１分、シュートを放つ梅崎（左）＝９日午後、大原サッカー場

　浦和は９日、大原サッカー場で国士大と練習試合（４５分×２本）を行い、マゾーラ、原、エスクデロがいずれもセットプレーから得点し、３―０（１本目２―０）で勝った。

　１本目はトップ下に新人小島を起用し、原のワントップ。ウイング右に梅崎、左にマゾーラ、ボランチは鈴木と堀之内が組んだ。最終ラインは岡本、浜田、堤、野田が入った。

　立ち上がりから両サイドを中心に主導権を握り４分、ドリブル突破したマゾーラが倒されて得た直接ＦＫを自ら決めて先制。４３分にはマゾーラのＣＫを原が蹴り込み２点目を奪った。

　２本目はトップ下に山田直を投入し、小島がボランチ。右ＭＦにエスクデロ、梅崎が左ＭＦに入った。６分、エスクデロが右からドリブルで切れ込み、ペナルティーエリア内で倒されＰＫを獲得。エスクデロ自身が決めて３点目を挙げた。

　ペトロビッチ監督は「プレスの掛け方や攻撃の仕掛け方などには満足しているが、あと３、４点は取らないといけなかった」と反省した上で、「（２日に行われた青学大との練習試合より）内容はかなり良くなった。先週はないに等しい内容だったので」と口も滑らかだった。

　チームは１０日、埼玉スタジアムでＪ１山形と練習試合を行う（１３時）。

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