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【政治】

石原氏優勢続く

2011年4月8日 朝刊

 十日投開票の東京都知事選で、本紙は五日から七日にかけて世論調査を実施し、情勢を探った。三月十六、十七日の本紙世論調査に続き、現職の石原慎太郎氏が他の候補を大きく離して優勢に選挙戦を進めており、宮崎県知事を一期務めた東国原英夫氏、外食チェーン創業者の渡辺美樹氏が懸命に追い上げている。共産党が推薦する小池晃氏は伸び悩んでいる。 

 ただ、投票に「必ず行く」「たぶん行く」という人のうちで、投票する人を「まだ決めていない」が四分の一近くあり、情勢は変わる可能性がある。

 自民、公明の両党から実質的に支援を受けている石原氏は、調査では自民支持層の七割以上、公明支持層の六割以上から支持を集めている。さらに民主支持層で三割近く、「支持政党はない」という無党派層でも四割に浸透している。

 東国原氏は民主支持層、無党派層とも二割から支持を受けている。渡辺氏は民主支持層、みんなの党支持層のそれぞれ四分の一をまとめたが、無党派層では二割に届いていない。小池氏は共産支持層の五割以上から支持を得たが、そのほかではあまり浸透していない。

 調査は、都内有権者を対象にコンピューターで無作為に選んだ番号に電話をかける方法で実施。実際に有権者がいる千六百六十世帯にかかり、千人から有効回答を得た。回答率は60・2%。

 

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