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フクシマ50、続く苦闘 蓄積する被曝量、不安とも戦う(3/3ページ)

2011年4月10日9時0分

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写真:高濃度の汚染水を入れる予定の集中廃棄物処理施設の地下2階。まだ30センチほどの水がたまっている=8日、福島第一原発、原子力安全・保安院提供拡大高濃度の汚染水を入れる予定の集中廃棄物処理施設の地下2階。まだ30センチほどの水がたまっている=8日、福島第一原発、原子力安全・保安院提供

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 〈フクシマ50〉 福島第一原発では、東京電力のほか東芝や日立製作所など関係会社の社員たちが復旧作業を続けている。地震発生時には700人以上いたが、3月15日の2号機の爆発で大勢が退避し、約70人で作業を続けた。残った人数は当初「50人」と発表されたため、海外のメディアが「フクシマ・フィフティー」と報じ、広まった。

 東電によると、現在は約700人が復旧班、情報班、医療班、保安班などに分かれて勤務している。当初は10日以上泊まり込む作業員が多かったが、最近は5勤2休など交代で作業している。作業員の被曝(ひばく)量は年間100ミリシーベルトとされていたが、今回は250ミリシーベルトに引き上げられた。

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