中国運輸局は2月下旬、広島市中心部のバス停の表示に中国語と韓国語を加え、従来の日本語と英語の2カ国語表示を4カ国語に充実させた。中区紙屋町、八丁堀地区などの計38カ所。アジアを中心とした外国人観光客の利便性向上を図る。
広電バスと、主に西区己斐地区を走る「ボン・バス」が止まる八丁堀のバス停は2月21日に、4カ国語表示のパネルに一新された。運輸局は運行会社ごとに掲示していた路線図も一つにまとめ、行き先を分かりやすくした。
外国人観光客が迷わないよう交通環境を改善する事業の一環。広島電鉄の32電停の表記も4カ国語表記に変更した。
【写真説明】八丁堀バス停を4カ国語表示に切り替える作業員
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