2人焼死、震災影響で自殺か 千葉・市川の住宅9日午後9時ごろ、千葉県市原市光風台、職業不詳森秀人さん(47)方から出火、木造2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から森さんとみられる遺体が見つかった。母富士子さん(79)とみられる女性が消防隊員に救助されて病院に運ばれたが、約1時間後に死亡した。 市原署によると、森さんは東日本大震災後に精神的に不安定になり、この日「自殺する」と父親に話していた。森さんが外出先から帰宅した直後に出火しており、同署は自ら火を付けた可能性もあるとみている。 森さんの父親が同日午後8時40分ごろ、近くの交番を訪れ「息子が今日『自殺する』と言って家を出たまま戻らない」と説明。 警察官とともに家に戻ると、ほぼ同時に森さんが帰宅。中から鍵が掛かり、間もなく1階の台所付近から火の手が上がった。 森さんは富士子さんと2人暮らしだった。 【共同通信】
|