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【プロ野球】

斎藤 ケンカ投法宣言 きょうヤ2軍戦、内角突く!

2011年4月10日 紙面から

投球練習中に捕手の位置を調整する日本ハムの斎藤

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 王子がケンカ投法で攻める! 10日にイースタン・リーグのヤクルト戦(戸田)に先発する日本ハムの斎藤佑樹投手(22)=早大=は9日、千葉県鎌ケ谷市にある2軍施設のブルペンで32球の投球練習。開幕前最後の調整登板となるヤクルト戦では結果にこだわり、インコース攻めを増やしていくことを宣言した。

 久しぶりの鎌ケ谷のブルペン。10日の試合でバッテリーを組む中嶋捕手兼バッテリーコーチのミットに力強い球が次々と投げ込まれた。「今日は強く投げることを意識した。明日の試合ではコントロールを意識していきたい」。7イニング、100球を予定する最終調整の場では、生き抜くために、鬼になるつもりだ。

 「めちゃめちゃ内角を意識している訳じゃないけど、自分みたいなタイプはインコースを使わないと踏み込まれてしまうかな、と(思う)」。常々「外角のストレートが生命線」と話す斎藤だけに、これまでの登板では外角中心の配球にこだわってきた。だが、福岡遠征では早大の応武前監督を通して親交のあるソフトバンクの松中から「インコースを使わないとダメ」とアドバイスを受け、内角攻めへの意識が高まったようだ。

 10日は公式戦初登板が濃厚な17日のロッテ戦(札幌ドーム)の重要な試金石となる。王子キャラをかなぐり捨てた厳しい内角攻めで、デビュー戦への道を切り開く。 (臼杵秀之)

 

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