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【格闘技】

秋山VSケア 時間切れ引き分け

2011年4月9日 紙面から

太陽ケアの顔面を場外の鉄柵に叩きつける秋山準=後楽園ホールで

写真

◇全日本プロレス チャンピオン・カーニバル

 ▽開幕戦▽8日▽東京・後楽園ホール▽6試合▽観衆1600人

 春のリーグ戦チャンピオン・カーニバルが開幕。11年ぶりのシングル対決となった太陽ケア(35)と現ノアの秋山準(41)戦は30分時間切れの引き分け。裁くレフェリーは和田京平で、かつての全日本のムードが漂った。

 ケアが得意技のハワイアンスマッシャーを繰り出せば、秋山はエクスプロイダーで応戦。試合後、互いに抱き合う両者に観客は惜しみない拍手。観客席のあちこちから「秋山、全日本に帰ってこい」の声も飛んだ。秋山は「楽しかった。ケアはいい選手になった」と満足そうに話した。

 三冠ヘビー級王者諏訪魔は、船木誠勝を必殺技のラストライドで斬って落とし絶好のスタート切った。大会は12選手が2ブロックに分かれてリーグ戦を行い、13日に決勝が行われる。 (門馬忠雄)

 

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