「WBC世界フェザー級タイトルマッチ」(8日、神戸ワールド記念ホール)
キャンバスに崩れ落ちる長谷川穂積(真正)を、リングサイドで見た泰子夫人(31)はぼう然とした。「ダウンするところを見るのが、一番怖いと思って見てるから…」。衝撃的な惨敗劇に、しばらくは表情をなくした。
父・大二郎さん(55)は冷静に振り返った。「思ったよりもリーチの差で(勝負を)決められた。いつもならさばけたパンチをさばけなかった」と敗因を分析した。
長谷川の今後について、家族は静かに見守るつもり。父は「本人が決めることですから」と話し、泰子夫人は「あきらめずに頑張ってくれると思う。とにかく今は、お疲れさまでした」とねぎらった。
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