「全日本」(8日、後楽園ホール)
ノアの秋山準(41)が、退団した00年以来11年ぶりに古巣に参戦し、かつて組んでいた太陽ケア(35)=同左=と公式戦初戦で激突。互いの10年間を真っ向からぶつけ合った。
11年ぶりのチャンピオン・カーニバルは「全日本の間だなと感じ取って。懐かしさとかね。楽しくなっちゃった」という、激しくも心地よい空間。えげつない首攻めやフェースロック、ストレッチプラムといった三沢光晴や川田利明の十八番を見せつつ、「ケアから気持ちをもらった」と、後輩の成長も肌で感じる濃密な30分だった。
結果は引き分けも、秋山は「自信ができた」と笑顔。1失点ながら、意義ある開幕となった。
ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook