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<東日本大震災>気象庁「依然、最大余震の恐れ」

毎日新聞 4月7日(木)20時52分配信

<東日本大震災>気象庁「依然、最大余震の恐れ」
強い余震で案内板とスプリンクラーが壊れ、水浸しになったJR仙台駅の構内=仙台市青葉区で2011年4月7日午後11時53分、森田剛史撮影
 7日深夜、宮城県沖を震源に発生したマグニチュード(M)7.4の地震は、依然として東日本大震災の余震に警戒が必要なことを示した。気象庁の土井恵治・地震予知情報課長は同日午後の会見で「3月11日の茨城県沖のM7.7の余震が最大だったと評価する段階ではない。今後に最大余震が起こる可能性は否定できない」と説明していた。【飯田和樹】

【図解でわかる】巨大地震

 また同庁によると、東日本大震災後に余震域以外の国内で発生したM3以上の地震の1日あたりの回数が震災前の2〜3倍に増えている。土井課長は「余震活動に警戒するだけでなく、ほかの地域でも地震に対する備えが必要」と呼びかけている。

 ◇M3以上1日8.8回 震災後

 大震災発生前の2月11日〜3月10日に発生したM3以上の地震は89回で、1日平均3.2回。一方、大震災発生後の3月16日〜4月6日の発生数は193回で、1日平均は8.8回だった。土井課長は「長野県北部や静岡県東部、秋田県内陸北部に多いなど、ある程度の地域的な偏りはあるが、地震活動が高まっていることを念頭に置いて心構えしてほしい」と話す。

 大震災の余震活動については、国内で過去最も余震回数(M5以上)が多かった94年の北海道東方沖地震(M8.2)の1カ月間の余震数113回の4倍近い394回発生。発生領域としては、南側(福島・茨城県沖)の発生数が223回で、北側(岩手・宮城県沖)より50回ほど多い。土井課長は「南側は北側に比べると破壊された地域が少ないと考えられる。ただ、大きな余震への警戒は全域で必要だ」としている。


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最終更新:4月8日(金)1時14分

毎日新聞

 

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