プラウド購入体験レポート オーナーが語る「決め手」とマネープラン VOL.14「プラウド新浦安」>

私たちにとっては、まさに今が『買い時』でした。

マンション探しの途中に奥様が妊娠。生まれてくる子どものために「プラウド新浦安」を選んだとおっしゃるN様ご夫妻にお話をうかがいました。


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ご契約者プロフィール

N様ご一家

ご主人様:35歳(会社員)

奥様:34歳

お子様:8ヶ月

購入物件価格:6,120万円(税込)

間取り:4LDK(113.49m2

以前のお住まい:賃貸マンション(家賃16万円)

ご入居:2008年3月

FP田辺南香

インタビュアー:ファイナンシャルプランナー 田辺南香

 

N様の資金計画

N様の資金計画

購入物件価格:6,120万円

自己資金:1,000万円

ローン借入額:5,120万円

35年 元利均等返済
変動金利 当初1.576%(-0.9%優遇後)※部分固定金利特約付

毎月の返済額:158,679円/月(当初)

 

その他の毎月の費用:管理費22,268円/月、修繕積立費6,430円/月、駐車場代4,000円/月

諸経費:約350万円(保証料、手数料、登記、税金など。オプション費用も含む)

※実際のローンの内容や返済額などは異なることがあります。
(2008年3月時点の金利で計算しています)


金利の低さを活かした返済プランを立てました

田辺先生

どのようなきっかけで家を探し始められたのですか?

N様

私たち二人とも東京出身ではないので、将来の定住の地のことを漠然と考えながらモデルルーム見学を始めたのがきっかけでした。エリアも世田谷区内からたまプラーザまで、いろいろと見て回りました。そうこうしているうちに妻の妊娠がわかり、ぐっと子ども中心の家選びになりましたね。

田辺先生

どんな点を重視したのでしょう?

N様

私が北海道出身ということもあるのでしょうか、やはり広々したところで子どもを育てたいと強く思いました。部屋の広さはもちろんですが、周囲の環境も気になりましたね。その点で、新浦安は大きな公園が近くにあったり、子どもが遊べる施設が充実していたりと、魅力を感じました。

田辺先生

逆に、プラウド新浦安を検討する段階で気になった点はありましたか? また、どうやってそれを解消したのでしょうか?

N様

最寄り駅からの距離と、街自体がまだ開発途中であるという点が気になりました。が、距離については、通勤にかかる総時間を計算してみると案外近いことがわかって納得。また、新しい街という点は、実際に現地に住んでいる方の話を聞いてみて、「人が多く集まってくるというのは、街そのものに魅力があること」というアドバイスをいただき、安心しました。

3つの決め手:子育てにぴったりの環境、部屋の広さ、内装などの品質

 

広さと環境を重視しました

田辺先生

お使いのローンについて教えてください。

N様

今は低金利ですが、いずれ上がるかもしれないと考え、初めは固定金利と変動金利の組み合わせを検討していました。でも、なるべく金利の低い変動金利で借りて、余裕の出た分を貯めて繰上返済にまわす計画にしました。また、万一金利が上がりそうな場合に、ある一定割合を固定金利に変更できる特約もつけています。

田辺先生

変動金利は、世の中の金利が上がった時には返済額が増えるリスクがありますが、家計に余裕がある場合は、低金利の変動金利をうまく利用していくというのも手です。そして、将来的に金利が上昇したら、一部繰上返済によって元金を減らしていきましょう(FPからのワンポイント参照)。そのためには、しっかりマネープランを立て、繰上返済する資金を貯めていくことが必要ですね。

N様

でも、どんなペースで繰上返済していけばいいのか? 貯めた分だけどんどん返してしまった方がいいのか、悩ましいところです。

田辺先生

お子様をもう一人とお考えでしたら、今後さらに支出が増えることが予想されます。将来は教育費もかかってきますから、貯蓄全てを繰上返済にあててしまうのは危険です。収入と支出をみながら、いつまでにどのくらい貯めなければいけないか、という長めのキャッシュフロー表を作って、繰上返済の計画を立ててみましょう。

 
 

金利の低さを活かした返済プランを立てました

田辺先生

入居されて約2ヶ月、住まわれてみてのご感想は?

N様

まず、部屋の広さを実感しています。収納もたっぷりあるので、片付けが楽ですね。また、室内が思っていたよりもずっと静かで驚きました。窓を開けると子どもたちの声がたくさん聞こえてくるのですが、かえってホッとしますね。それから、路面バスがマンションの真横に停まるので、通勤は傘がいらないくらい。新木場から有楽町線の始発に乗れて、こんなに通勤が楽だとは思いませんでした。

田辺先生

家を買うかどうか迷っている方へのメッセージがあれば、お願いします。

N様

私もいろいろ悩んで、「今は買うな」という本と、「今が買い時」という本の両方を同時に読んだりしました(笑) 他人の意見も重要ですが、けっきょく自分たちにとって「買い時」かどうかが一番大切だと思います。私たちは、これまで共働きで貯めたお金があったことと、子どもが生まれてくるというタイミングだったので、「今が買い時」だと思うことができました。ご自分たちなりの結論を出せることをおすすめします。

 

FPからのワンポイント:変動金利の注意点

一般的な住宅ローンの変動金利型は、金利動向に合わせて、半年毎に適用金利が見直されますが、返済額は5年間一定です(5年ルール)。しかしながら、下表のように、金利が上昇すれば毎月の返済額のうち利息分が増えていき、元金が減らないという状況が起きます。返済額しか気にしていないとその状況が見えにくいというのが、変動金利の最大のリスクです。さらに、大きく金利が上昇すると、利息分が返済額を上回り、元金は減らずに未払い利息が増えることも起こり得ます(下表 5年目以降)。

また、一般的な変動金利には、5年毎に見直される返済額は直近の返済額の1.25倍までとするルールがあります(125%ルール)。この例では、6年目にあたる部分で、本来ならばもっと返済額を増えるはずですが、125%ルールによって返済額の増加が抑えられています。

返済していく側としては、金利が上昇しても返済負担が抑えられて、都合がいいようにも見えますが、返済額は増えなくても、未払いの利息がたまっていくという点で注意が必要です。

変動金利による返済プラン例

変動金利は、金利が低く魅力的に見えますが、このようなリスクがあることを理解したうえで利用を検討しましょう。実際には、上の例のように一方的に金利が上昇し続けることは考えにくいですが、万一、大きく金利が上昇した場合には、一部繰上返済などによって元金を減らすことができるように、貯蓄などで備えておきましょう。

N様が利用されている金融機関の変動金利は、一般的なタイプと異なり、5年ルールも125%ルールも適応されません。金利の変化がストレートに返済額に反映されますが、金利の変化を実感しながら対策を考えられるという点では、合理的な利用が可能だと思われます。

(2008年6月現在)


監修:ファイナンシャルプランナー(CFP)田辺南香

執筆、監修、セミナー講師などを中心に独立系FPとして活動中。インテリアコーディネーター資格も有する。
プラチナ・コンシェルジュ所属。ブログ:http://ameblo.jp/unela-oishii/


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