現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事

山口組・篠田組長、刑期終え出所

2011年4月9日6時7分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 神戸市に本拠を置く国内最大の暴力団、山口組の篠田建市(通称・司忍)組長(69)が9日早朝、府中刑務所(東京都府中市)を出所した。銃刀法違反の罪で2005年12月から服役し、刑期を終えた。

 篠田組長は05年8月、6代目組長に就いた。間もなく、大阪市内のホテルで実弾入り拳銃を持った配下組員に警護させたとされる1997年の事件で収監された。服役中は、出身組織の弘道会(本拠・名古屋市)時代からの側近で、山口組ナンバー2の若頭高山清司被告(63)=恐喝罪で起訴=が取り仕切っていた。

 組長不在でも、全暴力団の半数の約3万5千人の勢力を保つ山口組と、その中核組織の弘道会に対し、警察庁は「両組織の弱体化なくして暴力団の弱体化なし」として09年、集中取り締まりを始めた。これまでに両組織の中核幹部である直系組長計50人を逮捕した。(編集委員・緒方健二)

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

「3・11」被災直後の言論空間を観察した筆者は、識者や専門家がマスメディアを通さず発言する事態に着目する。

日本相撲協会は八百長問題を受けて、2011年春場所の開催中止を決めた。力を抜いて相手に勝ちを譲る無気力相撲をチェックするはずの相撲競技監察委員会は、まったく機能していなかった。

猫の駅長で知られる和歌山電鉄貴志川線。「猫の手」も借りて地域の足を守った地元の取り組み。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介