【NBA】C.ポールがトリプルダブル級の活躍！　ホーネッツPO決定

　ニューオーリンズ・ホーネッツは現地6日、地元でヒューストン・ロケッツと対戦。4度のオールスター出場を誇るクリス・ポールが28得点、10アシスト、9リバウンドというオールラウンドな活躍を見せ、ホーネッツが101対93で勝利。ホーネッツはここ4シーズンで3度目のプレイオフ進出を決めた。

　第1Qだけで17点のビハインドを背負ったホーネッツは、第2Qから反撃に転じると、第3Qにはロケッツのフィールドゴール成功率を17本中6本に抑える堅守を披露。第3Qの残り5分には、マルコ・ベリネリのスリーポイントシュートで66対63とこの試合初のリードを奪う。95対93と2点リードで迎えた試合終盤の残り11.5秒からは、ジャレット・ジャックがフリースロー4本、ポールがフリースロー2本をきっちりと沈めて勝負を決めた。

　昨季は故障で37試合を欠場し、プレイオフ進出を逃したポールは「本当にうれしい。特にケガをしないでいることが嬉しいよ」と、プレイオフ返り咲きを喜んだ。ホーネッツはこの試合、昨オフにロケッツからホーネッツに移籍したトレバー・アリーザが19得点に加え、今季自身最多に並ぶ6スティールを記録。ジャックも19得点で勝利に貢献した。

　一方、ロケッツはケビン・マーティンが21得点をマーク。試合終盤に93対95に迫るジャンパーを決めたルイス・スコラは、16得点、10リバウンドを記録した。ロケッツはこの敗戦で41勝38敗となり、プレイオフ最後の1枠を巡ってウェスタン8位のバンクーバー・グリズリーズとは3.5ゲーム差。グリズリーズの残り試合は4試合、ロケッツの残り試合は3試合で、プレイオフ進出は非常に厳しい状況になった。(STATS-AP)