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【大リーグ】松井あれれ…開幕4試合目で先発落ち 理由は先発が左腕2011年4月7日 紙面から
【トロント穐村賢】アスレチックスの松井秀喜外野手(36)は5日のブルージェイズ戦で相手先発が左腕だったため、今季4戦目で初めて先発を外れ、そのまま出番はなかった。09年のヤンキース戦で開幕3戦目で欠場したしたとき以来の事態で、チームは延長10回サヨナラ負け。また、同じア西地区、マリナーズのイチロー外野手(37)はレンジャーズ戦で無安打に終わり、連続試合安打が4でストップ。チームも敗れて3連敗を喫した。同地区エンゼルスの高橋尚成投手(36)はレイズ戦で2試合連続の失点を喫したが、チームは連敗を3で止めた。 早くも「MATSUI」の名前がスタメン表から消えた。代打の声もかからず、チームもサヨナラ負けで、ただぼうぜんとベンチから敗戦を見守った。「(4日の)移動のとき、首脳陣から言われた。左投手が出てくるときはそういうこともある。首脳陣から(起用法の)説明は受けている」。開幕わずか4試合目に言い渡された先発落ち。エンゼルス時代の昨季は開幕33試合目だった。ヤンキース時代の09年には3試合目で外れて奮起し、秋にはワールドシリーズMVPを獲得したが…。 3日のマリナーズ戦で日米2500安打となる移籍後初安打を放ち、2安打1打点と存在感をアピールしたはずだった。それでも、昨季左腕に2割3分6厘と不振だった影響があるのか、この日はレイエス、第3戦(7日)にエース・ロメロと左腕2人が先発するため、ゲレン監督は「左打者を1人外した。それがきょうはヒデキだ」と方針を変えなかった。 松井は残るブルージェイズとの2試合には出場予定だが、ツインズ、ホワイトソックスとの敵地6連戦の予想先発は左腕が4人。ここで、さらに先発落ちが増える可能性はある。さらに、この日先発した右打ちのジャクソンは2安打1打点と活躍。うかうかしてはいられない。第2戦(6日)の先発右腕リッチはもちろん、第3戦にはロメロを打ち崩し、「左腕苦手」とみる首脳陣のイメージを払拭(ふっしょく)したいところだ。 (穐村賢) PR情報
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